若冲展

毎日HPを見て混んでいることは重々分かっていたのですが
たぶんこれだけの作品がそろうことはそうないでしょうし
動植綵絵宮内庁の所蔵だというし、
海外のコレクターの物も来ているそうだし
犬がたくさん描かれているのは個人の所有らしいので
これらが見れるチャンスはそうないと思い、
上野の森の長蛇の列に並びに行ってきました、


ネットで混雑情報を見ると10時過ぎの時点で220分待ち!!!
オープン前からかなりの人が並んでいるんでしょうね、


お昼すぎまで千葉駅周辺で雑用を済ませて
上野に向います、
13時前では140分待ち、
なので上野駅でおやつのパンとペットボトルの水分1.5L購入、

東京都美術館からず〜〜〜っと繋がる列の最後尾に並びました、


木陰に並んでいるのですが、いやはや結構暑くって、
おやつもペットボトルもどんどんなくなっていきます、
この時間に読もうと思っていた文庫本は2冊、
一冊目は電車の中でも読んでいたので入場前に終了、
顔を上げるとあと一時間ですって、


でも、なんだかんだで30分ぐらいで入場、
館内はおしくらまんじゅう状態、
並んで流れに乗って見るなんてそんなもんじゃありません、
体を横にして小さな隙間を見つけては擦り込ませる感じ、
人間としては最低になって頑張っちゃいます、


最初の展示の水墨画銀閣寺の襖絵で
相国寺の美術館で何度も見ているもの
なのでスルーしちゃいました、


やはり目に焼き付けておきたいのは動植綵絵
釈迦三尊像相国寺で見ることができそうなのでこっち優先です、
実際3周頑張っちゃいました、ほんと来てよかったです、
圧倒的な色彩に圧倒されちゃいました、
宮内庁さんありがとうございます、


海外の所蔵されているものもなかなか見れないもの
その中で、あれ?どっかで見たことがあるものが…
何年前かな、四条の寺町通にある若冲さんの菩提寺
特別公開があったのですが
その時に印のない『若冲作と思われる』と解説されていた作品があって
それとそっくりな作品が展示されていたんです、


ひょっとしたらこの作品の習作だったのかも、
そんな思いを海を渡った作品に侍らせていました、


帰りに解説本も購入しちゃいました、

綺麗な色だったな、
自分の感想はそんな感じです、


京都の伏見稲荷のとなりの石峰寺
(せきほうじ、昨日までいしみねでらと思っていました)
若冲さんゆかりのお寺でお墓もあって
裏山には若冲さんプロデュースの五百羅漢の石仏群があるのですが
今はすごい人出だそう、


落ち着いたらまた行ってみたいです。