京都格安ツアー2011春

偶然に見つけてしまった一泊二日京都のフリ−ツアー
\17.800−!!!


これは行くっきゃないいと本日決行となりました。
ただし新幹線は7時東京駅発が指定なので
いつもよりゆっくりな出発です。


今回は自転車なしなので使用するアイテムはこれ、

京都観光二日乗車券、\2.000−です。
これと洛ナビ、http://www.kyoto-rakunavi
や、京都バス、http://www.kyotobus.jp/
をあわせると、最強のツアースケジュールが組めるのです。


京都駅似9:21到着、地下鉄に向かう迷路を駆け下りて
いつもの券売機で二日乗車券を購入、
5分後には地下鉄で御所へ、
御所を散歩しつつ横断してバスで下鴨神社に向かいます。


まずは、おかあちゃんの行ってみたかった場所その1でしたので

最初にお参りです。

念願の姫守りも購入です。


神社からは裏口を抜けてちょっと歩いて
京産大専用のようなバスを利用、
上賀茂神社に向います。
[
こちらでもよくよくお願いをして、


ちょっと早めのお昼(今井食堂)とデザート(神馬堂)です。


おなかも膨らんで眠くなってしまったので、
バスで仮眠しつつ、大原の三千院門跡を目指します。
私、この『門跡』系けっこう好物なんです、
なんか、お金の臭いがあまりしないのね、
やたら肩肘張ってえばっちゃっているだとか、
お金かけ放題だから大きく&派手に、だとか、
(無駄遣いから文化は生まれるとは思っているけれど)
逆にお金がないとか、妾だから質素にだとか、
そんな感じがまったくなくって、
程よい空間に落ち着いた建物とお庭、
そして言われなければ分からない、とっても高価な調度品、
けれどそれがいやみではない室内の風格、


とっても和むわ〜〜〜


今回は特に人出が少なくってとってもいい感じ、
降りだした雨も手伝ってとっても得した気分です。


傘を差しながらですがしゃくなげが見ごろのお庭を散歩、
途中、お汁粉の振る舞いもあったりして
貧乏人は当然手を出して餅のでかさにびびるのでした。


三千院からすぐの勝林院は近年向拝の彫刻を修復したとかしないとか、
なのでちゃんとチェックしてきました、

龍も酔っ払いもしっかりいましたよ、
でも、正直虹梁の位置が高すぎて
よく分からなかったというのが正直な感想です、はい。


勝林院の塔頭、宝泉院、実光院はともに抹茶が付いてくるので、
両方はいけません。
今回行った宝泉院は『額縁の庭』有名、

お庭の手入れも行き届いていい感じ、まったりしちゃう、
でも、私は圓光寺の奥行きがあるほうが好きかな?


大原は人出が多くって混んでいるイメージが強かったのですが、
GW前日ということもあってか、
ひっそりとしていてとっても好印象でした。

逆にお土産屋さんや茶屋にはちょっと寄り辛い雰囲気でしたが)


たっぷり?歩いたので再びバスで爆睡、
雨が上がった四条まで戻って、
いつもタイムアップでお参りできなかった建仁寺へ、
まずは法堂の龍の天井画見学、

実は私、龍の天井画を拝見することができたのは今回が初めて、
法要が入ったり、修復中だったり、お参りが早すぎたり遅すぎたり…
不思議と拝見することができなかったのです、
なので喜びもひとしお、やっぱり迫力があります。


もともと龍を天井にすえるのは火災除けという話もありますが、
そんなことより気になったのが龍の指の数、

ここの龍は五本指なんです、
諸説ありますが、基本日本の龍は五本指はいないんですね、
下り龍は四本指で、海中にある玉を掴んで天に昇る龍は三本指、
という話が主流ですが、
大陸の龍は普通に四本指だったり、半島では五本だったりするんですね、
なので、この龍は日本以外の龍を模した可能性が高いかな、
なんて勝手に妄想していました。


風神雷神図もインパクト強いです、

中庭越しに拝見できる演出もいい感じ、

さらに、金澤翔子さんはの書もすごい迫力でした。


残念ながら、方丈が修復中なので方丈庭園は柱が沢山刺さって
見る影も有りませんでした。


夕飯までは少し時間が有りましたので、
錦市場を下見、鴨川に下りて散歩して、

鳥初鴨川で水炊きをすごい勢いでいただきました。

かなり食べ過ぎたので、延々祇園-八坂神社-円山公園と歩いて
ライトアップされている青蓮院門跡に向います。

昼間拝見するのとはまったく趣がちがって、不思議な世界でした、
また、いつもはスルーしてしまいそうな
門前にあるクスの大木がとても立派で印象に残りました。


宿泊するホテルまでも地下鉄利用…
さすがに苦情が出ちゃいました。