京都旅行一日目その4


ぼんちゃんの家は『和楽』という楽焼の窯元、
千利休から続いている楽家のどの位置にあるのかは今年も聞きそびれました。


二年ぶりに会ったぼんちゃん、
彼が私にツールド信州を見せてくれました、
ひたすら上り続ける可能性を教えてくれました。
彼と出会わなければPBPには行っていないだろうな…


自転車は4年前のオルカのまま変わっていませんでしたが、
本人はちょっと品が出てきたような気もします。


とにかく勉強の日々のようで、
陶芸学校卒業後、今はお茶と雅楽とフランス語を習っていて、
また人脈作りに出かけることも多くって、
土に触る機会がまだあまり作れないくらい忙しい日々のようでした。


とってもおいしい抹茶をいただいて、
ぼんちゃんと来年作品をいただく約束をして店を後にして、
お昼は三年坂の奥たんで湯豆腐お決まりコースです。

早い時期に予約しておいたのが良かったのか、
お庭側のけっこういい席、
豆腐の美味しさは今ひとつ分からなかったのですが、
とろろは最高に美味しかったです!?



食後は抹茶ソフトを食べながら二年坂、三年坂をぶらぶら、
八坂の塔東大寺五重塔の後ではおもちゃみたいに思えてパスしちゃいました。


清水道からバスで平安神宮に向かいます。


平安神宮もでっかい!!!


が、平安神宮、今日は参道でよさこいそーらん風のイベント中で、
遠く離れた臨時のバス停に下ろされけっこう歩かされることになりました。


平安神宮の拝殿は朱色と緑色と白のクリスマスカラー!(イタリアン)
中学の修学旅行のときに好きだった同級生が
「クリスマスにもう一度来てみたい…」
と言ったのを今でも思い出します。


敷石が真っ白で拝殿をさらにあでやかに浮き立たせます、
この派手さ好きだな〜


で、けっこうケツ筋がきつくなってきたのと、おかあちゃんも疲れてきたので、
神苑拝観はカット、
バスで二停留所先の永観堂に向かいました。


永観堂は紅葉の名所で大文字山の麓、
お参りには階段を上らなければなりません。
ケツ筋辛い…
でもこの辛さ、筋肉が切れている怪我の痛みではなくてリハビリの辛さ、
逆に筋肉がくっついていることを実感できて安心しました。

永観堂は本堂から斜面を登っていくように階段が続いていて眺めがいいです。
ご本尊はみかえり阿弥陀さま、
首を90°以上左に向けているかなり苦しそうな姿勢、
夜中にお参りしたらきっと正面向いているんでしょうね(笑)

白砂壇の製作も見ることが出来て得した気分でしたが、
ここのお寺も茶室が倒壊していて悲しい雰囲気、
エレベーター設置の工事は急ピッチなのですがね…



しっかり三又の幸せの松葉もゲットして今度は南禅寺へ向かいます。
途中の野村美術館では『楽家』の展示があって覗いてみたかったのですが、
時間も押していたので今回はパスです。


南禅寺もでかい!!!

山門から上ってくると大変なので、途中でショートカット北門から潜入します。

方丈庭園は波紋の広がりと流れの蛇行具合がいい感じ?岩が虎だそうですがちょっと分かりませんでした。
襖絵もしっかり修復されて庭園の白砂の反射もあって明るい雰囲気、
法堂の天井の竜は網戸越しに覗いてみましたが真っ暗で見えませんでした。

山門も立派、ただ階段を上る気力がなかったのでパス、

水路閣もとってもいい雰囲気、早朝に訪れて水音に耳を傾けたい雰囲気でした。



南禅寺塔頭金地院は東照宮をまつっていますが、
あの東照宮のあでやかさはすでに失われていました。

でも、お庭に隠れている鶴と亀はしっかり見つけましたよ。


インクラインのレンガ造りのトンネルを抜けて、地下鉄で大津に向かいます。

大津の魚屋さん『大津屋』さんでさば寿司ゲット(要予約)

ここのさば寿司はでかい!安い!うまい!で\1450-
とっても重いけれど数を買ってしまいます。


大津に来た目的は、

大津祭りの山車の見物(からくり見れず)と

ミシガン琵琶湖クルーズ(とっても寒かった)と

松喜屋での近江牛ステーキディナー(普段の肉の10倍の値段?)
これらを旅行に盛り込むのが大変でしたよ。
帰りは京阪電車、JR,地下鉄東西線と乗り継いで
午後8時には南禅寺そばのホテルに帰ってきました。



ホテルからは京都の夜景がとってもきれい…