京都旅行二日目

朝は6時過ぎに起床、
今日もいい天気、

南禅寺の山門や永観堂の多宝塔もすぐ近くに見えます。


6時半からの朝食に行きますと、周りは外人さんばかり、
日本人はお寝坊さんなのかな、
いつもはバイキングで朝食を食べ過ぎてしまうので、
今日は朝粥でまったりと行きます。


7時半にホテルを出発して、地下鉄を乗り継いで四条烏丸に到着、
重い荷物をコインロッカーに押し込んで、阪急で嵐山に向かいます。



渡月橋を渡ってまだ静まり返っている嵐山の街中を通り抜け天龍寺に到着です。


天龍寺もでかい!!!


大方丈もお庭も明るい雰囲気で楽しい!

法堂の龍の天井絵は10時からと言うことでまたしても網戸ごしでした。


お庭を拝観しながら北門から嵯峨野へ、



野宮神社で、子供たちに縁結びのお守りを買って、常寂光寺に向かいます。



途中から東海自然歩道と合流、
30年以上前にほかの事は全く手に付かず、
何かに取り付かれたように走り抜けた道です。
あの時のことがほんと昨日のように思い出されます。



緩やかな上りの参道は両側からもみじがせり出していて
来月になれば紅葉であふれそうです。
常寂光寺をはじめ嵯峨野の寺社はどことなく女性的です。

山腹に立つ多宝塔もどことなく女性的、
そこからの京都の町の眺めも同じように感じます。



お隣の二尊院は田舎のお寺の雰囲気、
お釈迦様と阿弥陀様を並べてお祀りしているのは、
この世の入口と出口がすぐそばにあって合理的というか、
分かりやすいというか…
でも、不思議と違和感がなかったです、
逆に別々の堂でお祀りされていると、ひょっとして仲悪いのかもなんて思ってしまいますが、
並んでいらっしゃると妙に安心感があるものだな〜なんて感じました。



ここでおなかが空いて動かなくなったおかあちゃんのため、
お団子タイム、


祇王寺はいかにも尼寺という風情、
ひっそりとした風情、思いだけで他は何もありません。

小さなお庭には一面の苔が敷き詰められとっても見事、
大きさや数で圧倒されていた気持ちが穏やかになります。

撮影可の吉野窓は障子が開けられていてちょっと残念でした。

嵯峨野を後にして表通りの清涼寺に向かいます。


清涼寺もでかい!!!



古いお寺だけあって、雰囲気はガンダーラ
特別公開もやっていてさらに気分はシルクロードへ、


でもこのお寺は次のバスとの連絡が悪くって、ちょっと急ぎすぎてしまいました、
反省、反省、
又今度ゆっくりしたいと思います。


バスの時間が迫っていましたので、
境内にあるあぶり餅も森嘉のお豆腐もスルー、
この辺も少し後悔です。


バスで大渋滞の嵐山を横目に太秦広隆寺へ向かいます。



広隆寺はやっぱりほほえみ弥勒菩薩様でしょう、
実は一度も見たことがなかったので無理やりルートに押し込みました。
(そのため清涼寺が…)
でも、ここの霊宝殿はやはりすごいです、
全ての仏像に感情が宿っているような感じがして、不思議な感じでした。


再びバスに飛び乗って今度は妙心寺へ、


山門をくぐってちょっと寄り道、
塔頭の退蔵院のお庭見学へ、
ちょっともったいなかったかな〜なんて思っていましたが、
1番インパクトあったかも、

陰と明の対比や枯山水のお庭は素人目にも美しい…



ところが肝心の法堂は行事があって参観不可、
またしても天井の龍は拝めませんでした。


広大な妙心寺の境内、沢山ある塔頭を眺めながら北門から出て、
お昼の場所はネットで見つけたワンダアカフェ、


要するにこういうお店です。
大江戸博物館に行って以来なんか、こういう雰囲気にはまりつつあります。