今年の掛川400kmは

team10802006-04-22

朝4時起床、4時45分千葉出発でやってきました掛川に!


駐車場に付くと何か車の数が少ない?場所を間違えたかな〜とあせっていると見たことある顔がちらほら…参加者人数をは20人ちょっととのことでした。
埼玉の400kmと比べるととってもすくない、
コースの険しさに恐れをなしたか、はたまたカリスマランドナーとの実力差を知るのが怖いのか、こんなに走らさせてくれる支部はないのにもったいないな〜


いつものように、受付、出走サイン、ブリーフィング、車検を済ませスタートします。
スタートともに乗ったグループはあえてお名前は控えさせていただきますがとってもとってもデープな面々!!!一緒のおかちゃんも興奮?気味です。
しかし、5kmすぎの信号でおかちゃんが引っかかり、後はいつもの二人旅となりました。


1PCまでは静岡の田園風景を眺め、1PCから30kmは天竜川の渓谷美を堪能できるいつもの気持ちよいコースです。特に今日はいつもより6km/hもゆっくりで心拍も40拍ほどゆっくりなのでさいこー!ほんとに掛川のコースは自然がワンダフル!


おかちゃんは1PCでバンク修理に忙しいカリスマさま(静岡)と記念写真が取れるは、途中で遅れてスタートされたもう一人のカリスマさま(埼玉)と一緒に走れるは、ご機嫌の様子、誘ってよかったとこのときは思っていました。


70kmをすぎたあたりから上りが始まります。ここから60kmの間に4つの峠を越えるはずが…なんと道路閉鎖のため今年は5つになってしまいました。がーん!掛川ブルベ恐るべし!


2つ目の峠を目指している頃からおかちゃんがしきりに「眠い…」を連発するようになってきました。これってかなりまずい兆候、次の2PCで仮眠を取るとしても2時間ほどしか貯金がありません。2時間の仮眠では気休めにしかならないでしょうし、場合によっては2PCでリタイアの可能性も強くなってきました。
とりあえず最大の難所平井峠を越え、2PCに到着、標高1000m近いのでとっても寒かったのですが、暖かいもてなしに感謝感謝で心はいっぱいになってしまいました。
おかちゃんはというとここでは仮眠を取らずに先を行くとのこと、少々心配でしたが明るいうちに距離を稼いで、下界まで下ってしまうことにしました。


2PCから2つほど小さい峠を越えると私が命名した『ご褒美ダウンヒル』の開始です。路面が凄く良くて斜度もきつすぎずコーナーも緩やかなダウンヒルはもう天国!
固形物が食べたいというおかちゃんの要望に応えて、下りきった所にあるコンビニで臨時休憩となりました。下界はけっこうあったかい。


中間地点の恵那に向かって暗くなってきた県道、広域農道と繋いで行きますが、交通量がけっこう多くチョットブルーな気分、二人もほとんど会話なしでした。


中間地点から天竜峡までは始めてのルート、川を挟んで対岸を走ります。
走り始めて最初の『火山峠』に差し掛かるとおかちゃんのライトが下を向いているのにきずきました。なんとライトのブラケットが壊れていてガタガタになっていたので、ビニールテープでぐるぐる巻きの刑に処しました。
このルートは対岸の道とは正反対にほとんど車が通りませんでした。なぜならとっても細くって、けっこう荒れていて、真っ暗だったから。
道端で丸い玉が二つ光ること十数回、目の前を猪が通過すること一回、ライトの中をかえるがはねること何十回、野趣溢れる道でした。


天竜峡より国道を使って再び真野峠に向かいます。
国道に入ってすぐのコンビニで休憩に入った頃には、日付が翌日に変わろうとしていました。