BRM327静岡300km

土曜日なのに参加出来ることになりました、激茶300kmです。

このコースは自分をブルベに引きずり込んだ思い出深いもの、
以前は午後9時ぐらいかな、
夜間スタートで真っ暗な中をひたすら走らされました。
初めて参加したときは満月でしたが気温が氷点下に下がり、
ボトルの水が凍りつき単なる重りになったり、
ブレーキやシフトワイヤーもグリスが重くなって戻らなくなったり、
さらに翌年参加したときはず〜っと土砂降りで、
唯一ほっとできるところがトンネルだったりして、
また、冷えで30分おきに放出される大量の水分に
大丈夫なのか俺、凍り豆腐みたいに干からびやしないかって
真剣に心配してみたり、
毎回話題を提供してくれるコースだったんです。

今回はこれの逆周り、さらに朝スタートです。
で、今日のミッションは
「最終午後9時半の新幹線で帰宅する」
輪行や着替えの時間を入れると14時間半で完走しなければなりません。

ということでゆるゆるスタート、
あれ、先頭になってしまいました、
と、思うまもなくびゅんびゅん抜かされちゃいます。
上りに入るとさらにひどくって、
自分が止まっているかのごとく置いていかれちゃいます。
上り遅いくせに前後で2kgのスピナジー&25mm幅タイヤが
さらに遅さに拍車をかけます。
ただ、激茶も裏から上ると普通の峠で
やっぱし250km走った後の茶畑激坂とは比べようもありません。

峠を下って大井川を川根に向かって上っていると
先頭が戻ってきました、
どうもこの先が通行止めのようなので対岸の県道を迂回する模様、
どっと疲れてしまいましたよ、
あれ?それよりも先頭の人、
元プロのM船さん???じゃないよね???

川根のPC1を折り返して
峠をひとつ越えて天竜に向かいます、
今回は今まで使っていた峠よりひとつ南にあるルート、
このルートがすこぶる気持ちいい!
山の中の小さな村をつないでいるのですが、
自分が生まれた頃の時代で時間が止まっているような、
とっても懐かしい感触、
丸石を積み上げた方面も頬擦りしたいほどいとおしい、
(今回のコース、古い道が多いらしくってこの方面多かったです)
ついついいらぬブレーキをかけちゃいます。

いったん天竜に下ってPC2、今度は天竜川を佐久間に向かって上ります。
ここも旧道を走らせてくれました。
ず〜っと続く桜並木がちょうど見ごろを迎えていてとってもきれい!
秋葉ダムあたりはすごい人手でにぎあっていました。

佐久間の町は宿場町の風情が残っていてここも楽しい、
あ〜こんないいところだったんだ〜
夜中走っていたときは分からなかったけど、
昼間走らせてくれてありがとう〜

なんてのんきに構えていましたが、最終電車の時間も気になります、
もう腰やケツ筋はかなりへばっています、
PC1からどっちに走ってもず〜っと向かい風のような気もします。
とりあえずここから浜名湖まで下り傾向ですが、
休まず回して行きましょう。

浜名湖の西岸を巡り進路を東に変えると風がフォローになっちゃいました!
きゃ〜楽チン!!!
進路を北東に変えてもフォロ〜
途中時間があったらよりたかった造り酒屋も速過ぎて?確認できず、
あっというまでもないけれど、かなりの時間短縮で天竜の最終PC通過、
ここから進路は南東に変わるのですがなぜかフォロ〜!
最後、袋井の信号ラッシュにいじめられましたが、
午後6時台でゴール、

まこ母のスペシャルトン汁ヌードル善光寺ごま七味風味もいただくことが出来ました。
で、前を行っていた方はやはり元プロのM船選手だったみたい、
すげ〜
静岡のIさんもそれとほぼ同じスピードで走っていたようで、
すげ〜
と感心して帰路へ、
リクセンカールのバッグを付けたまま輪行成功、
これからはこれで行きましょう。

そんなこんなで無事新幹線に乗れました、
安堵のため?やたらビールが飲みたくって
次々缶を空け、かなりよっぱ〜になっちゃいました〜
だけど東京駅で乗換えをすると
千葉行きの電車が混んじゃってそうなので、
手前の品川駅で乗り換えて、
空いているうちにとっとと爆睡(酔?)
錦糸町でいったん目を覚ますと
ちょっと顔を上げられないほど混んじゃっていました…


これで今期ブルベ1600km完走です、
PBP出場権争奪抽選券?獲得まであと1600km、半分まで来た〜