羽鳥湖の上りです、霧雨が降っています。
ダンシングや強く踏み込むと足が痙攣してしまうので、
最初っからインナーローで斜度にあわせて蛇行の振幅を変えて走ります。
なので足や心拍は楽だったのですが腕や腹筋が疲れて攣りそう、
上のほうは霧も深くって視界もあまり利かない感じ、
峠に着いたところでアマガッパと指付手袋を装着、
下るにつれて雨が強くなってくるので慎重に下りました。
下界に下りると山のシルエットがぼんやりと見えています。
夜が明けようとしています、
今日のような体調のときはこの時間が一番危ない…
案の定まぶたが重くなってきましたのでコンビニでまたもや仮眠、
ほんとよく寝ること、
パンクも仮眠もここのところやっていなかったので、
今日はやりだめですかね?
往路と合流した会津田島の町でじんじんさんが合流、
このころには雨も上がっていました。
でも、乳酸がたまりまくっている私の足ではついていくことなど夢のまた夢、
ちょっとお話してお別れになりました。
上りは早めにインナーロー、
でも、ゆっくり走っていると往きには目に入らなかったものが見つかって楽しい、
六角の石塔は実は房総でも良く見られるもの、
それがたびたび表れて、
さらに六面のお地蔵さんまで、なんか楽しくなってきました。
眠さも全く感じなくなってきました。
山王峠を越えると下り基調、
下り始めは足がきつくって全く転せませんでしたが、
しばらくするとそこそこ転り出して、だんだん乳酸が出て行く感じ、
そのうち小さなのぼりならダンシング可能まで回復して、
川治温泉の下りは踏み倒して再び鬼怒川温泉のPC5に帰ってきました、
ここまでの走行距離は480kmあまり、
天気もピーカンで雨の心配は皆無、なんとかなりそうです。
そう思うとなんだかやたらお腹が空いて
カップめん&おにぎり入れてのおじやと焼肉丼、デザートにプリンと大判振前?
暑くなりそうなのでボトルは1.6L満タン、
衣装は夏服に衣替えです。
下り基調なら問題ないでしょう。
走り始めると下り基調なんてうそ、
日光までは上りでやっぱり発作が出ちゃいました。
さらに杉並木に入る一つ手前の左折ポイントが分からなくってそこいらじゅうをうろうろ、
指示はR121へ左折なのですが、
距離からしてここと思う交差点の標識はR118、
結局歩行者に杉並木の場所を聞いて解決、
この区間R118とR121は一緒だったみたいです、
往路で走っているのだから覚えてなきゃいけないところでしたね。
暑い…とにかく暑いです、
腕や太ももがちりちり焼けていくのが分かるくらい、
ボトルの水がどんどんなくなって行きます。
えも、あんなに苦しんだ足の状態はすこぶる快調、
小さな上りならダンシングで走れるようになってきました。
最後のPCはじんじんさんとMTBの大きなかご付のOさんと合流、
OさんはPC以外休んでいないとのこと、すごいです。
それぞれ別々に出発、
最後の区間は交通量、信号ともに多くって急いでもしょうがない感じ、
車の脇をすり抜けるのは止めておいて渋滞にお付き合いします。
最後の東川口駅に向かう道では毎回信号に引っかかって前になかなか進めません。
静岡のブルベが掛川の駅前ホテルだったころ、
最後の2kmで同じ様に信号に引っかかって、
歩道を走る三人乗りのママチャリの後ろのシートに座っている小さい子供が、
横目でずーっと私の方を見ていてそれがだんだん後ろ向きになって、
最後は見えないくらい小さくなってしまったのを思い出しました。
おそらく私のアベレージは4km/h以下だったと思います。
運動公園に無事?帰ってきました。
12時42分、30時間はかからずに帰ってきたようです。
一昨年の埼玉600kmでも狭窄症の発作に襲われて、
発作が頻発しても完走は出来るんだとは思っていましたが、
二度目も何とかなりました。
でも二度あることは三度あるといいますからねぇ、
ゴール後、体中の筋肉はがちがちになっていました。
ほんと歩くのも辛いくらい…
でも、ゴール後にいただいたトン汁はとってもおいしかったです、
ご馳走様でした。
またご馳走になりに走りに行こうかな、なんて思ってしまいました。
家に帰ってきたらパンツがおけつに張り付いていました。
お尻の皮がむけていたみたいで剥がすのがイタイイタイ!
バンドエイド7枚使いましたし、
自分のおけつを始めてまじまじ見てしまいました。