食いだおれの旅

team10802007-11-01

かあちゃんと食いだおれ中仙道付近ツアーをやってきました。


ツアー初日は高速道路代を半額にするために朝5時出発です。
途中東松山ICで一旦高速道路を下りてまた乗るようにして、
東松山ICは出口の先10mに入り口があります)
大泉−東松山間を早朝割引、東松山−軽井沢間を通勤割引にします。
とってもせこいけれど、一度やってしまうと定価では高速道路は使う気がしません。


今回は紅葉を楽しむことも目的の一つなので、
下仁田ICで途中下車、昔良くラリーで使った内山峠の旧道、神津牧場、内山峡と
紅葉を見学しながら佐久へ、
ここから佐久の花酒造、武重本家酒造、大澤酒造と地酒の酒蔵を回って生酒をゲット、
持参したクーラーボックスで大事にします。
間に楽群堂に寄って鯉のうま煮も仕込みます。
岩村田から望月宿、茂田井宿、芦田宿、笠取峠、長久保宿中山道をたどりましたが、
30年以上前にサイクリングをして感動をした古い町並みはもうほとんどありませんでした。
なんか、ちょっぴり寂しくて長久保宿より先はやめて鹿教湯温泉に向かいます。


鹿教湯温泉はおかあちゃんが入院後、最初に旅行に行った場所です。
ここは温泉のリハビリ施設もあって、訪れる方の年齢層も高くて、時間がゆっくり流れています。
なぜか心が落ち着く場所なのです。
いつものように五台橋を渡って文殊堂にお参りして、
翁饅頭でこしあん温泉饅頭を買って
再び紅葉の林道を使って別所温泉に向かいます。


別所温泉では観光はなし、松茸小屋に向かいます。
今回の小屋は別所温泉の北側、昨年お土産の松茸を買い求めに訪れた時に、
お客さんに出されている松茸の量を見て、
来年は絶対ここ!と決めていた『市坂山荘』です。
とにかく量がすごく多いことが予想されましたので、
色々な種類の料理が楽しめるAコースと土瓶蒸、茶碗蒸し、鍋、ご飯、お吸い物のCコースを頼んで、
もし足りなかったら単品でいただくことにします。
案の定、すごい量でこれでもかというくらい松茸をいただいて、大満足!
さらに嬉しかったことは松茸のサイドを飾る鳥、卵、野菜がおいしいこと、
鍋は松茸が終わった後に別のきのこが楽しめるようにひらたけ、しめじ、巨大なめこ等々が用意されていて、
また違った味を楽しめる工夫、大変おいしく完食させていただきました。


食後は30年前に訪れたことのある修那羅峠の石仏群にお参りしにハイキング、
腹ごなしには十分な距離でした。
石仏たちは変わりなくほほえましい姿で迎えてくれました。
ここだけは変わっていない…
ただ、神社の北側に立派な舗装された林道が開通していて、今度はこっちからこようかな。


落ち葉で舗装が見えない峠道を二つこなして千曲川流域の坂城町の『びんぐしの湯』に向かいます。
ここは高台から千曲川を望める露天の寝湯があるのと、
坂城町の名物のおしぼりうどんがいつでも食べられるところ、
おしぼりうどんは坂城町でしか取れない辛味大根『ねずみ大根』のおろし汁でうどんをいただくという、
辛いの好きな人にはたまらない一品です。


一時間ほどゆっくりして、日が落ち始めた海野宿に向かいます。
中仙道の町並みが変わってしまっていてがっかりしていたので、
海野宿で気持ちのリセットです。
日がくれはじめていたのでゆっくりはできませんでしたが
人気の少ない古い面影を残す町並みを歩くのもいいものでした。


夕飯は軽井沢の『サンジェルマン』へ、
去年初めて行って気に入ったお店です。
店内はお世辞にもきれいとは言えないし、使っている素材も高い物ではないと思いますが、
とっても懐かしくって、とっても美味しい…
今日はビーフシチューとタンシチューを半分こに分けていただきました。


食後に星野温泉の『とんぼの湯』に入って、山小屋に着いたのは午後9時、
とっても長い一日でした。