北海道1200km一日目

腕時計のアラームで目が覚めました、2時半です、


ぐっすりと眠れましたが全身汗びっしょりで浴衣はびしょびしょです、


昨日のパンとコーヒーで朝食をとって
しばらくトイレに粘って
着替え開始、外はすでに明るくなってきています、


まずは半袖ジャージを二枚重ねして、アームウォーマー装着、
グローブは指切りで行くことにしました、


3時過ぎにチェックアウトをして外に出ますとすでに明るくなっています、
スタート会場オープンが3時50分、速く着いてもなんなんで
ゆっくりと進んでゆきます、


スタート会場到着4時少し前、すでに会場はオープンしていました、
今回はドロップバックなしなので荷物だけ預けて
サービスのサンドイッチとコーヒーをいただいてまったり、
でも、体はとってもおも〜い感じです、


4時15分ごろから開会式、

英語と中国語の通訳付きの華やかなものでしたよ、


でもって4時50分より、名前を読み上げての一人づつのそれもドーム内からのスタート、
演出すごいです、


私は5時10分スタート、
町中はいくつかのパックを渡り歩きながら進みます、
で、街並みが途切れてきたら少々スピードアップ、
すぐにアメリカの方と一緒に走ることに、
この方かなりの有名人らい(どっかで自分も見たことがある感じ)


ロスの方らしく、自転車のそこらにR‐LAのマークがありました
またオリジナルのマッドガードフラップの出来が優れていて
地面近くまで垂れ下がっていてさらに反射素材と来てました、
う〜ん、これほしいな…


話をしているとどうも4日?前にSR600日本アルプスを完走されたそう、
えらい化け物です、


100km付近で20分後にスタートしたochiくん登場
しばらく乗らせてもらいますが過ぎに尿意をもよおしてしまい
コンビニに飛び込みました、
アームウォーマー外して再スタート


ここからは単独走行、とっても熱くってボトルの水がどんどんなくなっていきます、
ほぼ2L空になったところでPC1(130km地点)到着


お稲荷さんを食べてチョコパンを補給食に持って走り始めます、
えらく暑くって、全身ずぶぬれ状態、
さらに心配していた右ひざが痛み始めました、
まだ支障が出るほどではないですが心配なので少しケイデンス落としていきます、
周りは畑の中と林の中ばかり、PBPと似た雰囲気です、


この辺からずっと単独走、
857mの北見峠もダンシングとシッティングを交互に繰り返してクリアー
でも、下りも漕がなきゃいけないくらいの斜度なのでこっちの方がつらかったです、
平地に降りると走っている国道も片側二車線になって町中を走っている感じ
久しぶりに信号にもひっかって足をつけました、


交通量が増えたとはいえ信号待ちしているのは10台以下、
とっても平和な幹線道路、でも舗装はがたがたです、
PC2(285km地点)もコンビニ、
おにぎりを二つ食べてボトル満タンにして一本満足バー3個補給、
日差しもなくなってきたのでアームウォーマーと指付き手袋装着、
ゆるゆると走り出します、


比較的平坦なルートを進んでゆきます、
気が抜けたのか曲がるところを直進してしまって10kmほどミスコース、
さらに膝をかばっていたせいか腰も痛くなってきました、
かなり不味くなってきましたよ、


日が暮れてきてそろそろライトオンという19時、北見のPC3(350km)到着、
こちらでは食料のお接待がありました、


暖かい豚汁にごはんを入れて大満足、
さらに焼きたてパンを二ついただいて
レッグウォーマーを追加してナイトランに向います、

美幌の街中を抜けて長いアプローチ後美幌峠です、
今回もやっぱり霧が出ました、
メガネを吹きながらの下り、
センターラインを目安に走ります、


別海へはゆるいアップダウンの連続、
霧がますますひどくなってメットから雫がたれてきました、
たまらず雨具と冬用手袋をに変えました、

途中からM船さんらしき姿をロックオン、
でも見えてからの実際の差は3分以上離れていて
当然のようになかなか縮まりません、
結局40km以上そんなかんじのまま別海のPC4(490km)到着しました、


ここではカップ麺とパンをいただいて補給にもパンを二つ持って再スタートです、


前回は突風と大雨の嵐で苦しめられたこの区間
前回は気がつかなかった細かなアップダウンをこなしながら二日目に向かいました。