北海道1200km、2日目

PC1からは全く踏めない状態、
かなり体調悪いかもです、
雨も降り続いている感じ、


この辺を走っている参加者とはどうも波長が合わず
追いついたらとっとと逃げて
追いつかれたら離れちゃうを繰り返します、


夜が白め始めた頃にPC2到着、
なんか眠気も出てきました、


そんなんでスローペースに走っていると三船さん登場、
あまりの弱り方にしばらく一緒にお話してくれることに
本当に助かりました、
助けてもらえなかったら草むらの餌食になっているところでしたよ


その後も三船さんと前後しながらPC3に
三船さんはここからOchiさんと連結、
加速していきそうです、


自分はライトの電池交換に手間取って遅れてスタート
走り出しは濡れた体が冷えてしまっていて寒気を感じますが
しばらくするとあったまってきてそこそこ走れているかんじ
しかし、ただだだ広くて真っ直ぐな道は
上っているのか下っているのか全く分からずペースがつかめない


ただだらだらと走るのは得意なのでだらだらしていると
北見に近づくにつれ雨が上がってきました、
PC4に着く頃には完全にドライ、
気持ちよくPC到着13時ぐらいかと思います、
PCにはマヤさん加藤さん本多さんの姿が、
こういうイベントに出てくださる皆さんは本当に感心します、
ありがたいことだと思います、


PCでは豚汁ライス、スープ、サラダ、メロン等が支給されてお腹いっぱい
1時間近くゆっくりして再スタートです、


美幌峠のアプローチ、
平地のはずですがすごい向かい風で全然進みません、
やっと峠らしい斜度になると大粒の雨が落ちてきました
急いで上下雨具に着替えているうちに
あっという間に道が川になって車がすごい水しぶきを上げていきます、
ライトも前後点灯してヨロヨロと再スタート、
ほどなく峠到着ですがもう霧で真っ白、
止まることなくそのままセンターラインを頼りに下っていきます、


数分で視界は開けましたが
雨風はどんどんひどくなってきました、


下界に降りるとプリンスホテル
たくさんのバスが入っていきます、
窓からこちらを見ているお客さんは
どうしちゃったの顔で面白かったです、


ここからはひたすら向かい風、轍は水たまり、
車のはねる水しぶきが目に入らないように
抜かれるときや対向が飛ばしてきたときは目をつぶります、


PC4から80km地点で初めてのコンビニ、
カップヌードルをすすります、


さらに70km先、日が暮れ始めた別海のコンビニで
あんまん肉まん補充、
念のため補給食におにぎり3個とスペアの電池補給です、


別海の街を出るともう別世界、
すごい嵐です、
一生懸命漕いでも8km/h位、
雨つぶでベルがひっきりなしになっています、
水しぶきで呼吸も苦しくって溺れる感じ
屋根があるところで一旦止まりたい、
しかしそんなところは全然払われず、
おそらく吹きっさらしであろう真っ暗な一本道を進んでゆきます、


止まったら体温奪われてやばいかも
そんな思いがよぎり始めた時に道の駅発見、
避難しに中に入るとスタッフの姿が、
さらに三船さんも…


とりあえず別海から先は中止となったとのこと
ここから車で別海の休憩所である体育館に車で戻ることになりました、


車で30分ほど、この区間を4時間かかっていました、
2時過ぎに別海の休憩所に到着、
ここは立派な体育館でとても暖か
本当に生き返りました、


サービスの手作りパンと牛乳でお腹を満たして
濡れたまま体育館のマットの上に横になります、
体の芯まで冷え切っていましたが
床からもポカポカと暖かさが伝わってきて
いつしか眠りについていました。