北海道1200km二日目

なんか自転車が重いです、
タイヤのエアーが落ちたのかと思い立ち止まってチェックしますがパンパンに入っています、
調子悪いのかな…


そんななか、突然やってきました、


左膝に激痛です…


思わず止まってしまいました、
右膝が痛かったのをかばっていたせいでしょうか
全く力を入れることができません、
上りは右足中心の腰を浮かせ気味の走り
下りは足を止めています、


根室の街中の信号の連続はちょうどいい休憩という感じ、
スピードは平地で24km/hぐらいと20%落、
腰の痛みもどんどんひどくなってきます、


そんなこんなで7時には折り返し地点の納沙布岬(568km)到着しました、
まだ半分も行っていないのにかなりまずい状態です、
とりあえず長めに休んでボルタレン軟膏を塗っておきます、


結局8時近くまで休んで雨具、冬手袋を外して復路スタートです、
しばらく進んで長い上りをこなして下りも終わろうとするところで
脇道から参加者が飛び出てきました、
なんだよ、上り避けてのショートカットかよ、
DHバー付けているところを見ると北海道の参加者のよう、
まあ、何をしようと勝手だけれど私の前ではやめてほしいものです、


一緒に走りたくないので少し離れて走りました、
というか自転車が重くってつくことできませんでした、


戻ってきた別海のPC(645km)はちょうど参加者のピークの時間帯のよう、
カップ麺とパンと別海牛乳をいただいてここでも45分休憩、
ウォーマー類を外して夏衣装で走り出します、


走り出すと参加者と次々すれ違います、
ひたすら右手を上げての挨拶、
最初は楽しかったのですが、だんだん飽きてきて…
だって200人以上挨拶していた感じなんですよ、


しかしペースが上がりません、
さらに頻尿症状が始まってしまいました、
30分お気に尿意を感じてしまってそれもしっかり量が出るんです、
脱水が心配なので水分はしっかり取るので悪循環なのかもしれません、


晴天の美幌峠も頂上でトイレ休憩、


下っている途中でも、道の駅を見つけてはトイレです、


今は両膝痛、腰痛、頻尿の三重苦、
さらに自転車はリヤカーでも引いているかのごとくやたら重いです、
北見のPC6(783km)につく頃にはやめ時を考えているくらい辛かったです、


こちらのお接待はカレー、とっても美味しかったです、
さらにバナナとロールパンにポテサラ挟んでいただいて元気になってしまいました、
さっきまでやめようと思っていたのも吹っ飛んでまた走ることにしましょう、


ぼちぼち薄暗くなってきました、ウォーマー類をつけてスタート
さらにしばらくするとえらく寒くなってきて雨具装着、冬用手袋にしました、


この区間は大きな峠はないのですが微妙なアンジュレーションと道路のあれがひどくってまいりました、
左腕のしびれが強くなって力が入らなくなって来ました、
左肘が大きく曲がってしまい、体が左にねじれ頭がフレームのかなり左側にあるようになってしまいました、
こうなるとペダルを踏むたびに腰痛が痛み力が入れられません、
もうはうようなスピードしか出せず気持ちも沈んできます、
でも、どんなに遅くってもペダルさえ踏んでいれば必ずゴールにたどりつける
という先人の言葉を思い出し、ただひたすらペダルを踏めるポジションを探りました、


875km地点の足寄のPC7
時間帯なのかちょうどヤンキーの集合時間だったみたいで
なかなか根性の入った車が多く集まっていました、
雪降ったら車高上げるのかな???


さあ、いよいよ3日目、前に進みましょう。