やっぱり

いろんなことを考えてしまって
睡眠導入剤も全く効きませんでした、


めちゃくちゃにされた部屋、
風に揺らいでいたカーテン、
キチガイ弁護士の高笑い、


白白と夜が明けていくのを感じながら
やっぱり私は生きていてはいけないのかと、
自分という存在がどれだけの不幸を生んでいるのか…


自分がいなければ私の両親と私の子供たちは普通にふれあえるのだし、
私の弟夫婦と私の家族とも普通に付き合える、


けれど私が間に入ると絶縁関係になってしまう。


かみさんもお姉さんとは私と離婚しないことが原因で絶縁関係、
キチガイ弁護士が言うように
私がこの世から居なくなれば全て丸く収まる感じ、


でも、この関係は私が持ちかけたものではなく、
一方的に押し付けられたこと、
要するに鼻つまみ者ということなんだろうな、


家族、と言っては語弊があるかもしれないけれど
身内からは嘘つき呼ばわり、
みんな私が悪いことになっているし、
でも、それで丸く収まっているのなら
それはそれでいいのだろう、


すべての悪を背負って上手くフェードアウトすること、
毎年この時期はそんなことばかり考えてしまう、


早く秋になって欲しい、
またお寺を巡って自分の居場所をたずねたい。