直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない

『直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない』
放射線の数値とセットでたびたび耳にする言葉、
直ちって何?、1時間以内ってこと?


私の知っている基準値はほとんどが1年のオーダーです、
で、今発表されている測定値はそのオーダーが大体1時間、
なので1ミリシーベルト/時間を浴びても
『直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない』


さらに法的な上限値の1ミリシーベルト
0.01で有意の差が出る数値のさらに前なので、
100ミリシーベルト/時間を浴びても
『直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない』


実際に0.01で有意の差が出てしまう範囲に入っても、
社会学的統計(0.1?)では差が出てないので
『直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない』


明らかに白血球が減少する範囲に入っても、
みんなそうなるわけではないし
って言うか一部の人しかそうならないし、
すぐに症状が出るわけではないので
『直ちに健康に被害を及ぼす数値ではない』


って、ことなのかな?



それと、よくテレビでやっている
「ほうれん草についた放射線量は年間100kg近くとらない限り健康に影響は現れません」
とか、
「水道水に含まれるヨウ素は幼児が年間何百キロリットル飲んでも問題ありません」
とか、学者さんが平気で言っていますが
基準値って他からの被曝も考慮に入れて作ったんじゃないんですか?
そこでみんな真剣に話し合ったんじゃないのですか?
大気の放射線量や放射性落下物の量、実際に口にする物、
さらに医療で受ける被曝量等々、
全てをトータルしてそれが一年間続いてしまう状況を
考えるのではないのかな?
こういう基準を作ったときは
いったんこのような放射線被害が出ると延々続く可能性があるから
その値にしたんじゃないの???


それより2000ベクレルのほうれん草を水洗したら
何ベクレルになるか教えてくれよ!!!


そうしてくれれば基準値まで安心して食べることができるから。