放射線と放射能

知り合いがマスクをするのや傘を差していることが
過剰反応のような話をしていました。
私以外の人はみな同調していました。
それはそれでいいのかなって思います。
テレビのそれは『体に影響ない』って言ってますものね、


知り合いの中には現在の放射線量の数値を上げて
体に影響がないって…
そもそも放射線はマスクや傘じゃ防げませんよ
(アルファー波は防げるけれど)


正直言って馬鹿らしい、
放射線と放射性落下物の区別もつけず、
何で法律で一年間の被曝量が1ミリシーベルトになったのか
その経緯をまったく知らない人にどう説明しても無駄な気もするし、
そもそも基準値があれば
それは厳しすぎるという学者もいれば
甘すぎるという学者も必ずいます、
さらにマスコミはその中で自分に都合のいい意見の学者を必ず使う、
もっと言えば出身大学という繋がりが
すべての分野で必ず付きまといます、
同じ出身大学の幹部が勢ぞろいしている会社の不利になるコメントなど同じ大学の研究者は絶対に言いません、
あっ、いやそういう学閥もあるようです。
(違う学閥も研究者もいるので)


私は今回の福島第一原発の件で
テレビ媒体のマスコミの話はまったく信じていません。
第一の理由は一号炉が水素爆発したとき、
関東の放射線量が10倍になったことをどこも告げなかったから、
どうせすぐに下がったのだし、
国民は俺たちの言うことを鵜呑みにしているのだから
わざわざ言う必要ない、
どうせ分からないから、
しばらくしたら原発の門の前の数値だけ言っておこうか、
自分たちが屋外に出ず、エアコンを止めればいいのだから…
そんな空気がぷんぷんしていて
それ以来ばからしいので見ていないです。


私は放射性落下物を取り込んで内部被曝しないようにマスクはしています、
一号炉、三号炉(建屋)が爆発したときにかなりの放射性物質が空中に放出しているはずと思ったから、
それと、私たちが得られる原発の情報はリアルタイムでないから、
情報を得たときにはとてつもない放射性落下物に襲われている可能性があるから、
それ以来、外出の時はマスクをしています、
雨が降れば傘とレインウェアを着ています。


何も防御しなくっても、
内部被曝してしまう確率なんてほとんど0に近い数字、
おそらくノンアルコールビールのアルコール度より低い値、
でも、もしその1千万分の1に私がなってしまったら、
今、原発の現場で戦っている方々に申し訳ない、
無駄死にしないためにも最大限の防御はしたいと思っています。
私ができることはそれだけだから…


学者によっては近日中に放射能漏れは納まるようなコメントを言う学者がいます、
でも今はっきり言える事は、
福島第一原発からは放射線が数年間、いや何十年、えっ何百年…出続けるっていうことじゃない???