いつもの林道は

昭和37年ごろまで軽井沢と草津温泉の間には鉄道が走っていたそうな、
で、昨日も走りました北軽井沢から軽井沢銀座に向かうときに利用する林道も
どうもその軌道跡を利用しているらしい。


どうりで基盤がしっかりしていて斜度が緩やかで、カーブも一定で、
とっても清楚なお嬢さんみたいな林道なわけです。


で、今日はその軌道跡を徹底調査することに、


まずは車で北軽井沢に行って再現された駅舎と気動車を見学、

さらに軽井沢駅まで下って自転車でスタートです。


軽井沢銀座の入り口まではほとんど軌道跡は宅地になってしまっているので、
歩道を走って観光気分、時間が早いのでお店はまだしまっていますが…


銀座から三笠までは一方通行の下り線が軌道跡、上り線よりちょっと高くなっています。
三笠からは別荘地の占有道路を走ります、
途中ゲートがしまっていて入れないところもありましたが、
おおむねゆるい勾配が続いていて当時の趣があります。


別荘地を抜けて有料道路に出ると、軌道跡は廃道となってしまいます。
残念ながら夏場は緑深くって自転車が入れない状態、
有料道路を少し走って林道に入ります。
林道を少し走ってコーナーを抜けたところで
自転車を置いて歩いて道路脇に侵入、
軌道跡は林道から分かれているのですが
夏場はその入り口がまったく分からないので
とっとと林の中に入っちゃいます。
中に参ってあたりを見渡すとそれらしき幅3mほどの溝が続いています。
てくてく500mほど歩いていくと切通しに入ります、
ふと足元を見ると丸石、それも大きさの整った丸石、
これって…


川の音が大きく聞こえてきますと目の前に、
鉄橋の跡出現…


ちょっと心ときめく瞬間でした。


とりあえず反対からも観察、
鉄橋は渡れませんが軌道跡をつないで
いつもの林道高倉山支線に入ります、
いつも使っている道ですが
勾配が一定で、カーブのRが一定で、林道の基盤だけが以上に高くなっていたりして
明らかに普通の林道と違っていました。
なんかこんな感じで走っていたのかなって、
列車が上っていく姿がはっきりイメージできる道で、
とっても楽しく走ることが出来ました。


林道の終点は国境の駅があったところ、
小さな広場になっています。
ここから先は廃道状態なので今日はここでおしまい、
元の道を下って小瀬林道を下って星野温泉へ向かいます。
で、星野温泉のトンボの湯、なぜか空いていました…
時間がお昼を回っていたので、みんなお昼だったのかな?


湯上りにヨナヨナエールをいただいて、
自転車を押して?軽井沢教会側のホテルでまったり、
大好きなミルフィーユいただきました。


こうなるともう本日は泥んこ遊びする気にはなれなくって
山小屋に帰って飲んだくれていました。