一年で一番辛い日

やはり一睡も出来ませんでした。
この日は一番辛い日、
あの日の光景が目に浮かぶと涙が流れ、
内臓が拒絶反応をして思わずトイレに駆け込みます、
私の全てをぶち壊した日がやってきました。


あの光景を目の当たりにしたとき、
その場で人生を終えようと思いました、
引き止めてくれたのは何人かの背中にいる人たち、
まだ来なくていいよ、って言ってくれたおかげ、
皆のこと一生背負ってゆく所存です。


でも、あれ以上悲しい思いはしたことがないので、
それから、どうも無感情になってしまったかな、
特に悲しい出来事には心が動かなくなっている気もします。


夜が明けて、外が明るくなって
今年も命がつながっていることを実感し、
眠りにつきます。


また一年生き続けられることを感謝しつつ…