富士山へ

team10802007-09-23

毎年恒例、
TEAM GIROの裏イベントでした、富士登山です。
本来のスケジュールは
始発で千葉を出発してJR総武線東海道線御殿場線と乗り継いで御殿場駅まで輪行、午前8時よりR138、あざみラインで須走口五合目までサイクリング、富士山登頂してお鉢巡りをして、走って下山、御殿場駅まで午後五時半までに帰ってくるというもの。
正直、私にとってはかなりぎりぎりです。


ま、PBPの疲れもあるということで、
車で御殿場まで行っちゃうことにしました。
御殿場のとある場所に車をデポして、
水7Lと食料満載にして、6時過ぎににサイクリング開始です。
朝早いのにR138はそこそこの交通量、ずーとアウターのまま須走を通過、さぞ速いかと思いきやしっかり45分かかっていました。ちなみに今日のギアは50・34の11〜32!アウターでいけるはずです。
あざみラインに入るとすぐにメーターは一桁に、やばいかなり弱っています。
発汗もかなり激しくってすでにレーパンから汗が滴っています。
真直ぐ区間は34×21、緩いカーブ区間が34×19、がたがた区間が34×24と低ケイデンスながらぼちぼちの走り、
そして6.4kmからの激坂区間は34×28にシフトダウン、ダンシングは真直ぐ、シッティングでは道の端から端まで大きく蛇行して7km/h台をキープします。
右コーナーは特に問題ないのですが、左コーナーで後方から車が来るとさあ大変、自転車はコーナーのイン側に寄せられてしまうのですごい傾斜を上る羽目に陥ります。
今回はおそらく最も傾斜の強いコーナーの一つであろうところで、車がきちゃいまして、私は迷わす…フランス仕込みの右側通行してしまいました。
一様礼儀として?登山口の先にある駐車場までの激坂(ダンシング+大蛇行)もクリアーして1時間半でゴール、
あいかわらず、つらいです。


自転車は観光協会の事務所裏にデポして、汗でびしょびしょのウエアーや靴は自転車を利用して干すことに、水はすでに1.5L消費しています。帰りの分の1Lを残して登山開始です。風は比較的涼しいのですが、地面がかなり暖まっている感じ、短パンとTシャツで行くことにしました。


サイクリングの発汗も続いているのかすぐに衣装は汗まみれになり、短パンのすそからは汗が滴り落ちます。水の消費も激しくって、本六合目ですでに1L飲んでしまいました。


七合目を過ぎると森林限界を超え荒涼たる世界に入ります。
雲も出てきて気温も低め、汗の出方も弱まってきて、指先も冷えてきましたので手袋をしました。
八合目で富士吉田口と合流、登山者も3倍以上に増えた感じです。
本八合目を過ぎるあたりでハンガーノック気味?はじめてリュックを下ろしてジャムパン、クリームパンをほおばります。
水もかなりがぶ飲みして腹を満たして最後の上りです。


山頂の直前で雲が切れました。
強い日差しの中、富士吉田口登頂!でもそのままお鉢をまわります。剣が峰の最後の上りは下を向いたまま、歩数を数えて上ります、たしか200歩で上りきったような気がします。
で、何とか午後1時前に日本最高地点到着、
感動する暇もなく、スパッツをつけてお鉢を後半回転、下りは腕を振って走ります。富士吉田口まで戻ってきて下山道を走ります。今年は砂が浅く硬い感じでスピードに乗れず、足へのダメージも大きそう、さらにいつも使うブルドーザー道も使えず、一旦登山道に戻ったりとかなりのタイムロス、ついでに\1980-のトレッキングシューズも底がはがれてしまう始末、とりあえず紐で縛ってパカパカするのを最小にしておきます。
そして極めつけは下山道の最後の最後が台風の影響からでしょうか、ブルドーザー道路が使えず、森の中に新設された下山道を下らされました。さすがにここは走ることができず、ゆっくり下って、最終的には朝上った登山道に合流してしまいました。


時刻はすでに午後2時45分、てきぱき着替えてダウンヒル開始です。
けれど下りだしてすぐに霧が…
真っ白です、眼鏡にも細かい水滴が付いて見えません。
後車が来るまでブレーキかけっぱなしで安全運転、
車を前に行かせて、テールランプを頼りに下りました。
R138はざーざーぶりの雨、さらに渋滞、歩道をかなり使って
デポした車に帰れたのは午後3時40分、
やっぱりぎりぎりでした。


帰りは東名高速が混んでいたので、
厚木で下りて、座間の長野600kmのゴール会場にお邪魔してきました。
皆さん暑くて大変であったよう、リタイヤも半数近かったようです。