富士山へ3

team10802006-09-12

食事をしながら携帯を見ると、今まで圏外であったのがアンテナ3つ!
関ちゃんに電話をかけるとめでたくつながり
「今、7合目です。自転車担いでいるので遅くなっちゃって…」
すげ〜、化け物!
でも、それなら後1時間半はかかるだろうから、お鉢巡りしちゃいましょうと、
ビールの勢いで出発してしまいました。


そんなにひどいアップダウンはないので快調に歩いていると
御殿場口の登山道との合流手前で、道の脇に張ってあるロープがなくなっている区間がありました。
もともと高所恐怖症の私、アルコールと低酸素により目まいが…
歩幅は一挙に半分以下になってふらふらになりながら
日本最高地点の剣が峰に到着しました。

ここからは、息を吸うと目まいがして、息を吐くと気持ち悪い最悪の状態
でも半分以上回ったのでもとへと目指します。
火口に東側に来ると、白い石を使ったメッセージがたくさんありました。
面白そうなので私もちらっと遊んで見ました。
(でも、登山道に戻って見るとよく分かりませんでした)

吉田口に戻ってくると午後1時30分、
ベンチを見渡すと、関ちゃんのお友達のマスターとその仲間がいらっしゃいました。
関ちゃんはまだ見たいで、電話をすると
「本八合目です…とっても辛いのでバイクをここに置いて上ります」
しばらくすると下山道!に上半身裸の姿が見えます。
すれ違う人皆さん振り返っています。

すごいスピードで午後2時20分には登頂、10分で下山の用意をして下山開始、
私の頭蓋骨の中では火山礫ががらんがらん転がっています。
下山は皆さんとっても速くって、ブル道を走って下って行きものの10分でもと八合目のバイクをデポした地点に到着しました。
あ〜頭痛ィ〜
ここからは関ちゃん満面の笑顔でダウンヒル開始、
タイヤが半分以上埋まりながらどんどん下ってゆきます。

我々もその後を走って追っかけてゆきます。
でも六合目あたりでついに足が動かなくなり、ずるずると歩き出してしまいました。
今までの富士山で一番ぼろぼろになりながら五合目に到着したのは午後4時ちょうどでした。