ツール

こんなときがくるなんて…


あの石畳の上り坂をトップをひいて日本人が駆け抜けてきました、
ほんと、すごいよ鳥肌がたちました、


ラストスプリントに備える選手たち、
最終コーナーでライン取りが甘かったのか踏み込みが遅れてしまいましたが、
テレビに映るところで日本人ががんばっていました、
おもわず涙が出ちゃいました…


二人とも、思いっきり日の丸背負って、力にして走っていたと思います、
『小さな出来事だけれど、自分にとってはとっても大きなこと』
そんなことはありません、みんなにとってとっても大きなことだと思います。


ふと思いました、この言葉は海外でトライする誰にでも当てはまることなのでは?
たかがサイクリングイベントのPBP、
自分の思いを満たすためだけのPBP、
2007年のPBP参加者の思いはそんな傾向が強かった気がします、
でも、思いっきりAJしょって、日の丸背負って、友の思いを乗せて、
『とっても小さな出来事だけれど、自分にとってはとっても大きなこと』
を目指す、出るからには結果を残すことは意味のあることだと思います。


じつは、自分が走り続けるのは友の思いを背負い続けているからかも知れません、
どんなことがあっても止めないのはそのためかもしれません。
7月、不幸な出来事の後、思いを背負う決意をされた方々が現れました、
すごくうれしかった、絶対がんばって欲しいです。
そして友の思いを背負うことが苦痛でなかったら、
PBPのとき、AJをそして日の丸を背負って欲しい、
日本人の完走率を少しでも持ち上げるようにがんばって欲しいです。
きっとそれは『PBPにはとっても小さな出来事だけれど、自分にとってもAJにとってもとっても大きなこと』になると思うのです。