京都弾丸ツアー、現代作家いいね!の巻

朝6時品川発ののぞみ99号で京都に向かいます、

 

品川駅の駅弁は『貝づくし弁当』一択です、

(結構種類が増えていたので次は変えちゃうかもです)

 

8時2分京都駅到着、さらに速くなっていますね、

自転車を組み立てて信号の少ない木屋町通を一気に北上

8時半のふたばの開店前に到着しましたがすでに4重の行列ができていました、

とりあえず列に並んで予約の電話ををかけてみますがお話し中、

店内を眺めると電話の子機を持って対応されている定員さんを発見、

その店員さんが子機を耳から話した瞬間を狙って発信したら見事につながって予約ができました、

さらに長くなった列におさらばして妙心寺塔頭退蔵院に向かいます、

退蔵院では2011年に始まった『退蔵院プロジェクト』の襖絵が奉納されて、明日まで拝観できるとのことだったのでやってきた次第です、

新しい作品の数々、筆の走りも生々しく感じられて11年の間膨大な習作が裏にはあるんだろうなって思いました、

個人的には作者のカエルの絵が好きなのでどこかに隠れキャラでいないか探しちゃいましたけどいなかったな?

 

同じく塔頭の壽聖院では同じ作家がプロジェクトが動き始めてすぐに制作された2012.3年の襖絵が奉納されていて、真近で拝観出来て筆の迫力とか最後に墨を乗せたであろう所へのの思いが肌身に感じられてとても楽しかったです。

妙心寺塔頭では『冬の旅』で王鳳院が公開していて花園天皇ゆかりの妙心寺最古の本堂と豊臣秀吉の子・棄丸のお霊屋など見所いっぱいでした、

 

妙心寺から北に向かい大徳寺

塔頭の芳春院も2016年に完成した襖絵が奉納されております、

 

まだ薄墨からも墨の香りが届きそうな襖絵に心穏やかになりました、

呑湖閣と小堀遠州作のお庭も迫力満点、ここかしこと前田家の菩提寺らしく良い感じの美意識が感じられます、

 

ご近所の今宮神社へ


本殿もおもかる石もさほど並ぶことなくお参りできましたが、炙り餅屋さんの前には長ーい列ができていました、

お店の前を通ると店内はガラガラですがどうも店員さんが少なくってお餅が間に合わない模様、これは当分順番は回ってこないだろうとスルーしました、

 

時刻もお昼近かったのでお昼ご飯をと洋食→お蕎麦屋→洋食と満員&お休みで敗退、

あきらめて久しぶりに『ヤオイソ』のフルーツサンドをテイクアウトしていただきました、

12時半になったので『ふたば』に餅菓子を受け取りに行って

(当然朝より長蛇の列が信号を渡って鴨川方面に伸びていました)


御所のベンチで餅菓子をラップでくるんで硬くなるのを少しでも遅くする最後の抵抗をします、

 

南に下がって錦市場に向かいます、

寺町通りを四条に向けて走っていると見慣れた看板が…

『しののめ』?!

北大路のおじゃこのお店ではないですか、

恐る恐るお店に入ると包み紙も一緒

とりあえず買い物をして北大路との関係をお聞きすると

もともと北大路のお店とは親せきで10年前にのれん分けをされたそう、

全く知りませんでした、今度から利用させてもらおう、

 

錦市場ではウッドストックウェストでお土産を買ってあと奈良漬けと鯖寿司を購入、

ちょっと期待していた牡蠣屋さんは長蛇の列だったのでスルー、

もう錦市場はほぼインバウンドに占拠されてしまいました、

次に向かったのが建仁寺塔頭両足院です、

こちらには雪舟天溪さんの2019年奉納された襖絵が拝観できました、

イメージとして円くって温かみのある襖絵に感じました、人物が多く書き込まれていて皆さん目玉が描かれていない線目なのも視線が張り詰めてなくってほほえましく思えました、

今回の公開ではお庭も回遊させていただけました、

高みから見るお庭もまた格別でした、

 

東大路に出てガレット屋さんへ、

久しぶりでしたが顔を覚えてくれていてありがたかったです、

がっついちゃってちゃってガレットの写真は忘れてしまいましたが

デザートの砂糖とレモンのクレープも美味しかったです、

 

最後に五条通からちょっと中に入った上徳寺、世継ぎ地蔵で有名です、

本堂や書院が写真撮り放題という大振る舞い、




お地蔵さまも撮影OK でした、

 

今回のお寺回りもこれでおしまい

京都駅でフォークも抜いて小さく輪行しました、

焼肉弘の弁当を買って18時半の新幹線で帰るとしますか。