深夜の和歌山を走ります、
橋本駅からR24に出ようとしますがどこも激狭!
道路整備から取り残されてしまっているのかな、
途中コンビニに寄って食料を多めに確保して
高野山へのヒルクライム、
明け方は気温も下がって寒くなるでしょうと
ならばできるだけ汗をかきたくないのでゆっくり上ります、
橋本から30kmの工程、
2時には山門到着、
この時間はライトアップされています、
新装なった中門から壇上伽藍へ
さすがにこの時間独り占めです、
こちらも綺麗にライトアップされていました、
誰もいないうちに三鈷の松の三つ葉を探しますが
全然見つかりません、
そんな運気なんでしょうかね、
伽藍内を一通り回って
気温も下がってきたので夜明けまで休憩所で仮眠、
周りが明るくなったところで奥の院一の橋へ
かなり冷えています、
奥の院への参道は何度来てもその重い空気に圧倒されます、
周囲にずっと続く慰霊塔の数と大きさ
さらにそれさえ小さな存在にしてしまいそうな杉の巨木の数々
すごいところですわ…
6時前に燈籠堂が開かれたので
生身供(弘法大師のお食事を運ぶ儀式)を拝観してからお参り
記念堂は扉が空いていたので拝観
ここは意識が遠のく感じで立ち止まってしまいます、
7時、恵光院の護摩の供を拝観
信じられないような光景、
連なる大型バス、そこらら排出されるたくさんの団体さん、
延々と連なる車列、ここはテーマパーク?って感じの渋滞
もうびっくりです、
特別公開の金堂前にはすでに行列が
三鈷の松の周りにも人だかり
もうすごい人だらけですよ
人波に混じって拝観、
なんにも見えないかなって思っていたら
団体さんって時間におわれているらしくって移動が速い
なので少し後ろで待っていると前が空くので
最前列になったらじっくり拝観
結構ちゃんと見ること出来ました、
夜間ではわからなかった智泉廊にもお参り、
特に案内もなくここだけひっそりとしていました、
金剛峯寺も団体さんがひっきりなし、
でもやっぱり進みが早いので皆さん背中の後ろを流れてゆきます
特別公開の弘法大師像は見えなかったな、遠すぎました、
普段より拝観経路をショートカットさせられている感じで
何もかも遠かったです、
蟠龍庭も一ヶ所からしか拝観することができず消化不良でした、
法話を伺う新別殿は小中学校の体育館の朝礼の面持ち、
なので今回は(も)カットといたしました、
つづいて宝物館、
道はすごい渋滞と行列なので自転車は置いたままで
徒歩で向かいました、
(歩いても2分ぐらいだしね)
宝物館は団体もバラけていて楽しく拝観できました、
今回の仏像は快慶一派の作品が多く展示されていて
その筋にはたまらないものだったのではないでしょうか、
11時に近づいてきたので食事に移動、
精進料理の中央食堂は長蛇の列、
ビールも飲みたいので大学の学食はパスして
南海食堂でカレー&ビールを5分で完食
食べ終わった頃には長蛇の列、
食事も大変みたいですね、
食後は激坂上って金剛三味院へ
しかし今回は拝観ルート縮小、
(どこもそうしている感じ)
それでも運慶の作品が二つ拝観できたのはラッキーだったかな
高野山の裏通りはバスの駐車場とかしていました、
その脇をくぐり抜けて峠の女人堂へ、
さすがに人気はなし、
ちょっとまったりしていい感じでした、
来た道を戻って徳川家霊台
特別公開で金ピカ内部公開中でした、
でも思ったより人気薄、お参り系じゃないからかな?
その下にある浪切地蔵尊、こっちの方が絶大人気
よくわからないです、
前回来た時は荒ればかり気になりましたが
今回はその良さも感じることが出来た気がします、
そのあと二つほど宿坊を訪れましたが
どちらもHPのミスで拝観NGでした、
しかしどこも人でごった返していてもういい感じかな、
14時からの特別公開もありましたが下山することにしましょう、
しかし下山路もバスのすれ違いで渋滞
いやはや大変なことになってますよ
どちらも本殿すごそうです、
拝観できるときあるのでしょうか、
慈尊院は大型バスが入ってきて大騒ぎ
お寺のキャパからして団体ってどうと思うのですが
大日如来御開帳で賑わってました、
九度で真田庵に寄ってお参り
となりにお蕎麦屋さんができていたので
ざるそばいただきました、
結構美味しかった、この辺のそばもありですね、
今度高野山で食べてみようかな、
16時橋本駅で輪行作業開始、
30分後の南海電車の急行で帰ります、
始発の列車はがらがら、
しかし高野山口からの列車が連絡すると
あっという間に満員電車、びっくりです、
車中新幹線を1時間ほど早いものに変更
なんばの高島屋で渦潮巻きを買って地下鉄へ、
あまり混んでいなくってラッキーでした、
新大阪駅で551豚まんと赤福買って
車内ではひたすら爆睡しての帰路になりました、
高野山は3月ぐらいがいいのかな…