毎年、夏休みには家族で海水浴とハイキングに必ず行っていました。今年は事情によりどちらも行くことが出来ませんでしたが、何か家族といながらぼーっと出来るので好きです。海水浴は千葉の守谷海岸、水が綺麗で、砂が白い、ここ10年浮気したことのないところです。
ハイキングは主に志賀高原や湯の丸林道の池の平の湿原めぐりによく行きました。何故湿原と言いますと、水生昆虫にめぐり合えることが多いから。ゲンゴロウやタイコウチ、タガメ、ミズカマキリにあったこともありました。小学生の頃理科の教科書に水生昆虫が載っていましたが東京育ちの私が、生きているのを見たことがあったのはミズスマシとコオイムシぐらいでした。だから水生昆虫に出会うとあの頃の教科書の絵が動き出し、自分の周りの全てが昭和40年代初頭に変わってしまうのです。来年は必ず高原の水辺に行ってゆらゆら泳ぐゲンゴロウを眺めていたいものです。
