京都弾丸ツアー涅槃図巡りの巻

京都のお寺各所で3月15日前後に巨大涅槃図を掲げるところがあって今日はそれを拝観しに出かけました、

 

6時東京発のぞみ1号で出発、

8時9分京都駅到着、トイレによって自転車を組み立てて東福寺へ、



昨年の秋に修復を終え久しぶりの公開です、

どこよりも穏やかで安らかな心鎮まる雰囲気、イメージとしては青い画って感じです、

 

続いてお隣泉涌寺、坂道がきつくってこんなに上っていたかって過去の記憶と違ってしまう現実に打ちのめされます、



まずは楊貴妃観音さんにお参りして美人お守りをお母ちゃん用に購入、

ここの涅槃図はとにかく大きい、個々の描写もえらく大きくって黒の太い輪郭線がやたらと目につきます、

なのでこちらのイメージはゼブラの縞模様って感じです、

 

続いて真如堂へ、もう一度山登り、やっぱりこんなに上っていたっけッていう感じです、




こちらの涅槃図は三井家の女性部!が寄贈したもので、傷んでは修復を何度も繰り返しているのですが、とにかく豪華で金糸、金泥がとってもまぶしい、

修復の費用がどこから出ているの勝手に心配しちゃうほど、

ここのイメージはキンキラ金色に間違えないです、

涅槃図は、通常お釈迦様のお母さんから投げ込まれた薬袋が木の枝に引っ掛かっているのですが、

ここのはお釈迦様の枕元に届けられていて、これってお釈迦様の体が直っちゃうんじゃない?と思わせちゃう不思議な雰囲気でした、

 

四寺目は本法寺長谷川等伯作の涅槃図の本物がこの時期拝観できます、

絵具が布地からしみだしていきそうな透明感はデジタルコピーではない風合い、

息子の久蔵の死後描かれた涅槃図は等伯の画家としての熱量を感じられるもので、イメージは赤色って思いました、

 

思った以上に時間が押してしまって午後に予定していたお寺に拝観キャンセルの連絡をしてゆっくりとお昼にすることにしました、

 

今日は北山のキャピタル東洋亭、人気のお店と聞いています、

まだ11時半前だったので1オペに間に合いました、

(自分の二組後ろからは2オペ目でそのあとは駐車場も満車になっていました)

いつもの弾丸ツアーには似つかわしくないくらいゆったりした時間の流れ、

とっても美味しくいただきました、

 

時間も余裕ができたので『しののめ』でおじゃこを買って、

今宮神社にお参りして、北野天満宮の梅宛の無料券を利用して新しくできた日本三大庭園の『花の庭』を拝観して、






『でまちふたば』で予約しておいた餅菓子を受け取って御苑でラップに包んで乾燥に抵抗して、河原町高島屋で『なり田』のすぐき漬けを買って、

二条城の梅園を外から眺めて『まるき製パン所』でコッペパンを買って、

京都駅に向かいながらあちこちの路地に突っ込んでみました、




16時過ぎに京都駅で輪行開始、

二度めとなるとだいぶ慣れてきましたがメットの取り付けに納得がいかずやり直し(笑)

時間がかなり余ったので¥1,000-の割引券のある京都タワー下の商業施設へ侵入、

パフェ屋さんに引っかかっちゃいました、



帰りの新幹線は爆睡、小田原あたりで目が覚めコッペパンをがむしゃらにほおばる変な奴でした。