京都弾丸ツアー涅槃図巡りの巻

天気予報では昼間20℃を軽々超えるとのこと、
いつもの京都弾丸ツアー決行です、


東京駅発のぞみ1号、お弁当も楽しみです、

京都駅に8時8分到着、京都暖かいです、長袖シャツ一枚になってまずは泉涌寺へ、
開門が9時なのでそれまでお隣の迎光院へ


目の具合が今一つなので弘法大師さん独鈷水のお世話になろうと伺います、
井戸の場所はすぐにわかったのですが

井戸の扉にはしっかりとカギが…
あーダメかーと思いながら扉を引いてみると
あれ、開いちゃった!
カギがかかっている状態でも扉が開くようになっていました、
扉のかなり奥に井戸があるようですがこりゃあ届かないなー
と諦めかけていた時に視野の端っこに長い棒が見えたような?
井戸を取り囲む柱に2mぐらいの絵がついたひしゃくがかかっておりましたよ、

試しに井戸の中に入れてみると見事に水辺に到着、
無事に独鈷水のお世話になることができました、


開門に合わせて泉涌寺へ、
受け付けの方にお聞きしたところ、
迎光院側の受け付けは8時半から開いているとのお話、
いいことをお聞きしました、今度から利用させていただきます、


泉涌寺の涅槃図は日本最大級、えげつなく大きくって吊るしきれず、
下方の動物が描かれている部分はうかがえませんでした、


ただただあまりの大きさに圧倒されて呆然としている始末、
お堂も暗く、拝観している場所からの距離も結構あって詳細なところは分かりません、
感想を聞かれても「でかかった!」でいいのかもしれませんね、
お清めに花供養(はなくそ)購入、中身はお供え餅で作ったあられと黒豆です、

御陵を周って東福寺へ、
こちらの涅槃図もでかい、

でも、お堂も巨大なので全貌が分かります、
雰囲気はとってもシック、
でも構成している出演者や枯れている菩提樹の位置など結構違う気がします、


お接待の甘酒をいただき花供養も購入、これでお昼にしちゃおうかな、

少し北上して真如堂へ、紅葉シーズンと違ってとっても静かです、

こちらではかなりまじかに拝観することができました、

少し目が慣れてきたようで隅々まで眺めてみたりします、
今まで見たものより新しいこともあってコントラストもはっきりしていて表情も分かりやすいです、
手前の動物ゾーンには水場もあって海洋生物の姿も見られます、
三井家の女性陣からの寄進ということで綺麗さがきわどっている気がしました、

涅槃のお庭もとっても静かに拝観できて得した気分です、

もう少し北上して出町柳へ、
鴨川デルタに降りて、昨年なくなられたinaさんのお参り、
出町は彼が学生時代過ごされたところ、
ご自宅から望める東御の地ビールと上田のみすゞ飴をお供えして「おーい」と呼んでみました、


お昼といっても時間も押しているので近所のラーメン屋と思いきや結構混んでいます、
なので、一度行ってみたかった甘味処『みつばち』へ、

とっても美味しかったのですが、またしても女性率100%、専用車両状態でした、


西に移動して北野天満宮で最後のお願い、よろしくお願いします!




さらに西に移動して、轉法輪寺、ちょっと不便なところにありますが
巨大阿弥陀様のいるお寺で近年涅槃図の修復が終わって公開されています、


住職さんの絵説きのお話も面白く
何より至近距離で拝観できる、写真撮影もOK、



とっても楽しい時間を過ごせました、


東に戻って堀川上御霊前にある妙覚寺


この辺は日蓮宗のお寺が固まっています、
本日は学生さんのガイド付き
1月から続けていらっしゃるのでとっても上手です、
涅槃図の違いなども分かるようになってきて
楽しく拝観していたらすでに16時、
隣の本法寺も予定していましたが残念ながら時間切れとなりました、


少し歩いて町中を散策しながら先斗町へ向かい早めの夕飯、
今日は奮発して焼肉です!



一年分食べちゃったかなー


とっても満足、帰りの新幹線は爆睡でした。