なるほど伊八

今回の震災でしばらくお休みしていた伊八ツアー、
南房総や外房には放射線の観測点がないので
どんな按配か分かりませんでしたが、
この辺の浄水池の値が11日以前と数値の変化がないことから
鴨川周辺のツアーを決行してみました。


今回の楽しみどころは
一日で初代〜五代目まで一挙に見学できること、

『さて、何代目でしょうか?』クイズをとり行いましたが、

まだまだマニアには程遠い結果となりました。


中にはマジックで修復?されたような作品もあったりして


また、今回の面白情報としては、
向拝の左右にある木鼻や獅子頭
『あ』『うん』になっていること???

えっ、神社で『あ』『うん』???
固い事を言わないの、
なんて、当時のとってもファジーなおおらかさ?
尊敬する高田純次のようなてきとうさ加減?
が感じられて、ますます好きになってしまいました。


田んぼの中にある小さなお寺は
かつての書道の達人が生涯を全うしたところ、
今はそのお孫さんがお寺をお守りされていました。

あの『駒沢大学』や『山一證券』と同じ書が
無造作に飾られていました。


また、よく走りにいく林道に
○○邸跡こちらの看板があったのですが、
その○○さんが歴代の大臣を歴任した大物政治家だそうで、
こんどちょっと寄り道するのもありかなと思いました。


鴨川から天津小港に向かう旧国道のあたりは
小さな港町が続いています、
この町並みが一瞬で飲み込まれるなんて…
今回訪ねた海から2km以上離れたお寺の住職さんのお話では、
以前、津波で屋根まで冠水した記録があるそうです。
激坂を上った高台にある小さな神社の祠の前で
当時多くの町民が津波から逃れ、
ここからあのような惨劇を目の当りにしたのでしょう、


あらためて、今回の震災の大きさを改めて感じました。


ところで、4月16日の埼玉ブルベは、
被災地の千葉県旭町を通るルート、
いまだに避難生活を送られている方も多く、
更新されたグーグルアースを見ても道路は砂まみれ、
家屋の被害もありそうなんですが、
コース変更も延期も何も情報がないけれど、どうなるのでしょう?