房総半島の内陸を走るJR久留里線、
この路線の久留里駅〜上総亀山駅の東西には
素彫りのトンネルが山のようにあるようです。
先週、怒田のまぼろしのトンネルに行って以来、
トンネルに取り付かれてしまったようで、
今日も素彫りのトンネルをくぐりに行ってきました。
まずは、前回見ることができなかったまぼろしのトンネル第6号を逆側からアプローチ、ですがトンネルまで500mで道がなくなっていました。
自転車を置いて、GPS頼りに藪こきして進みますと10分ほどで第6号に到着しました。
トンネルをくぐって反対側に出てみますと、トンネルの10m先に倒木と土砂がダム状に堆積したところがあり、そこから下を覗くと、前回引き換えしたポイントに目印として木の枝に縛っておいた白いナイロン紐がすぐ真下に見えました。
あ〜、あとちょっとだったんだ〜
いつもロード練習で使っている大福山から上総亀山に下りる林道の枝道、廃道でトンネルが三つあるはずでしたが、二つ目のトンネルが土砂で反対側から埋められていました。しょうがないのでトンネルの上まで担ぎです。で、反対側を下りていくと、なんと新しいダートが切り開かれていて、足元には4m以上ある断崖絶壁！しばしぼーぜん…でも下りなければならないのでない頭で考えた結果、そのへんにやたらあったアケビのつるを集めて、まずは3本ぐらい束ねて自転車の前輪に縛って、つるを手繰りながらゆっくりと自転車を道路に下ろしました。、次に10本ぐらい束ねて自分が下ります。切れないことを神様に祈って…とりあえず生きています。
三つ目のトンネルは、新しい道路の土砂でで廃道の入り口がつぶされてしまったらしく全く分らないので反対側からチェックしに行くと、なんと落石防止用のネットで閉鎖されていました。
こんなことを繰り返しながら地図にあるトンネルつきの林道を次々ピストン、道が自然に帰っている場合は自転車をデポして歩いて見に行ったり、逆に地図上ではピストン予定でしたが、走れるトラックが延々続いていて思いもよらないところにぬけることができたりと、まだまだあたりはずれが大きいです。
エンジン付オフローダーに有名な六本木林道＆支線も走って（ぬたぬた、もう行かないと思う）くぐったトンネル22本！（トンネルの写真が22枚ありました）我ながら変なやつ！
もう誰も寄り付かない場所にある人工物って、ちょっとした遺跡探検気分なのかも？
