お釜を眺めに行ってわずかの間に天候が急変、またしてもヒョウがふってきました。残念ですが頂上の長居は危険なようで直ちに下山開始、しかし富士宮口には下山道がありませんでした。登ってきた道をひたすら下る、須走口の頂上からの砂走りがうらやましいです。膝ががくがくになりながら、1時間40分で五合目に到着しました。ところが五合目は霧と雨で真っ白、前を走る車のテールランプを頼りにブレーキかけっぱなしで下ることになりました。楽しみにしていた御殿場駅までの35kmのダウンヒルも何時までたっても霧の中、結局御殿場駅5km手前まで真っ白で、まるでブレーキシューの耐久テストのようになってしまいました。御殿場駅には5時15分に到着、駅前で顔を洗って6時前の電車に飛び乗りました。
