BRM515千葉400km

今回の千葉400km、
千葉の山間を走る林道を使った『千葉グランフォント』です。
全てがアップダウンというわけではなくて
400km中120kmぐらい、あとは平地です、実は…

スタートからフォローの風で気持ちよく走っていると、
15kmほどで後輪がパンク!
しっかりガラス片が食い込んでました。
ここのとこパンクが多くって手馴れたもの?
ガスカートリッジは失敗しましたが
(新品のデフォルトがウッズバルブ用でした)
しゅぽしゅぽやって、ブルベ復帰、
いつものPC1のコンビニはそこそこの時間で到着です、

草もちをほおばりながらスタート、
知らぬ間に二番手で走り出したみたい、
上りが始まると先頭をロックオン、
いつになく快調!…のはずでした…

突然自転車が重くなりましたよ、
すごい速度差で抜かれて置いていかれます、
リアタイヤのクイックが外れたのかと思って確認しますが
問題はないようです。

とりあえず下りで追いつきますが、
平地はまったくだめ、インナーに入れてますもの…
しばらくするとリアホイールから異音が始まりました、
最初はぱきっ…ぱきっ…
って言う感じでしたが次第にがらがら系に変化して行きました、
以前、海外のネットでアルミフリーが割れているのを見たことがあって
てっきりそれだと思っていたのですが、
実は右側のハブベアリングの内輪の破損でした。
PC2でホイールを揺らして見るとそりゃーがたがた、
ブレーキ擦りっぱなし、チェーンステー擦りっぱなしです。
それでもホイールは回るのでもう少し走り続けて見ました。


下りは25km/以下、上りは即インナーロー、
そんな状態で走り続けること60km、
155km地点でついにリアホイールがロックしました。
ホイールはがたが2cmはある感じで、
右側のブレーキシューと左側のチェーンステーにあたってしまい
動きようがありません、


それでもあきらめの悪い私は
ホームセンターで水道管レンチと6mmアーレンキを購入、
ハブの分解に取り掛かりました、
右のベアリングの残骸を取り除いて
左側に入っていたワッシャーを外して右に入れて
フリーをハブ本体に締め付けて固定ギア化、
右ベアリングの変わりにフリーのベアリングで走る作戦、
けっこうがたは取れて、ブレーキシューに当たるのもわずかになりました。

作業中、Akiさんがいいペースで走っていたのに引き返してきて
作業を見守ってくれたのは、もう感激、いい人だ〜

それでもがらがら言うのは直らず、
銚子の漁港を騒音を撒き散らしながら走ります。
210km地点、犬吠崎のPC4に着く頃にはさらにけたたましい音になって、
もうだめかなって思っているところ、
スタッフのラルさんが、「ホイールありますよ」
って、天の助けです!
PCでならサポートを受けて良いことを確認して
よろこんでお借りすることにしました。

いや〜、ホイールってこんなに軽く回るものだったんですね!
PCにいたAkiが一緒に走りましょうと言ってくれて、
勇気百倍です。

でも、走り出してみると、足はもう終わっていました、
ほんとに申し訳ないのですがペースを落としていただいて、
せっかくの平地ですがまったり走ってもらいました、
おかげで足もちょっと回復?
ゆっくりなら後半の山間部もクリアーできそうです。

後半の山間部、
気温も下がってレインウェア着用、
あたりはすっかり暗くなって動物天国です、
目の前を鹿の集団や狸系が横断するは、
周りの林はがさがさいうは、
上りは暗くて傾斜具合が分からないは、
文句連発しながら憂さ晴らしです。

ふとメーターを見るとえっ6 km/h!
かなりまずいです、だってkaolin'との練習のときより遅いんですもの、
もうでかい口利けませんです。

最終PC、鹿野山下のコンビニに到着したのが午後11時30分、
我々のために?大量の食べ物を仕分けしている最中、
ほんと、ありがたいです。

最後はいつもの信号プレイをしてめでたくゴール、
ほんと、よく帰ってきましたよ、
これも、ラルさんとAkiさんのおかげです、
ありがとうございました、

ゴール後の副会長のスープも
冷えた体には最高でした、
また、お願いします。

これで走行距離も2000km、
PBP参加抽選券獲得まであと1200km