四半世紀前に栃木でラリーをやったことがある人は走ったことがあるでしょう。
ともにヘアピンが連続する難コース、
ブレーキを真っ赤にして走っていましたっけ。
粕尾峠は鹿沼と足尾をつなぐ道として拡張工事が進んでいるようですが、
細尾峠は遊歩道として整備されたのですが、
昨年道路の陥没が発生して以来閉鎖されていて、
どうもこのまま廃道にされるとの話を聞いて
自転車で走りに行ってきました。
正直、よくまあこんな道をかっとんでいたと思うようなとこでした。
深い霧の中、ナビゲーターが読み上げるペースノートを頼りに走っていた自分が信じられません。
今日は道路に浮いている砂や木の葉にびびって、
そろりそろり下っている自分がいて、
でも、あの時の一つ一つのカーブがフラッシュバックして、
ついさっきの出来事のように思い出されます。
今思うとあらゆる操作が丁寧で静かだったな…
出来ることが出来なくなった、
車の運転をしていると一番感じることです。
