PBPツアー9日目

team10802007-08-25

今日はパリのホテルに移動の日です。
朝の6時30分から自転車の梱包開始、衣装をクッション材に使っているのですが、
干している衣装はいまだ生乾き、空調が今ひとつなんです。
比較的乾いている衣装を二袋のジップロックにつめてフロントフォークの保護に使います。
大量のお土産お菓子はダンボールに入れてダウンチューブ下につるしておきます。
後は靴やヘルメット、キャリヤーを隙間に貼り付けてプチプチで梱包して終了。


7時30分からの朝食はちょっと品数多いかも…腹いっぱい食べました。
9時30分出発なので、食後の後片付け、リュックにひたすら詰め込んで終了。
今ひとつのホテルでしたがフロントにお礼を言ってバスでパリに向かいます。
ものの30分でエッフェル塔下のメルキュールホテルに到着しました。
ところがチェックインは午後3時ということで、荷物はバスに載せたままそれまで観光をすることになりました。
まず私が向かったのは長女のお土産にする予定の長財布の本店、
高級ブランドショップが並ぶシャンゼリゼ通りにあるお店は
日本だったら絶対に入らないであろう重厚な扉のブッティックでした。
お店に入ると男の店員さんが登場、
欲しい財布の商品番号を伝えると、それは旧モデルでもう在庫がないとのこと、
やたらおしゃべりな店員さんは片言の英語で
「今年になって日本との取引がなくなってしまって、モデルが新しくなったことが伝わっていないみたいだね」
というので、私が
「貴方の旧モデルの財布は若い女性に今大人気で、みんなストックを探し回っていますよ」
というと(当然片言英語、通じているのかな)、
「本当かい!ではまた旧モデルの再販売も考えてみるよ」
見たいな事を言います。えっ、これってデザイナー本人!?
帰りに扉も開けてくれて、フランス人にしては仕事をする気のある人だなあと関心してしまいました。


シャンゼリゼ通りを歩いてコンコルド広場へ、さらにルーブルに向かいます。
ミュージアムはすごい行列、そのままスルーしてラファエル通りに行って、
ラファエルサンドに挑戦、
お店では何か紙切れとサンドイッチと交換しているよう、
どうも先にレジで会計を済ませて、そのレシートとサンドイッチを交換しているようです。
しばらく観察した後に無事購入、少し戻った公園でランチタイム、
コロッケとサラダ、トマトにチーズとすごいボリュームでしたがあっという間に完食です。
何か物足りないので、公園のそばにあったパン屋さんで
タルトノルマンド(こいつもりんごのタルト)とクロワッサンダマンドを購入、
昼間っからワインもいただいていい気分です。


時間も午後2時を回ったのでメトロでホテルに戻ることにしました。
エッフェル塔から少し離れたシャンドマルス公園の前で下車して公園を散策、
土曜日だけあってかなりの人手でしたけれど、いかにも市民の憩いの公園という感じ、
とってもいい雰囲気でした。


午後3時にホテルに戻って部屋に入ります。
同じメルキュールと思えないほどきれい、空調もちゃんとしてて、
早速生乾きの洗濯干しです。
無線ランもしっかりしていて、やっと日本からのメールの受け取りました。


五時過ぎからバッシーに出向いて食事、といってもカフェでサラダとデザートで満足、
さらにバッシープラザで「なつみちゃん」へのお買い物、
それと自分に完走のお祝いの食材として、
クラッテッロとシャトーヌフデュパプのハーフボトル、リューセックのソーテルヌワインハーフボトルを購入(激安2ユーロ)
セーヌ川の中洲にある白鳥の散歩道で日向ぼっこしながらフランス最後の夕飯をやり直しました。
とっても幸せな気分、はじめてのクラッテッロは口の中でとろけるし、リューセックは蜂蜜のよう、
いつか1991年物を手に入れて長女の成人式にあけたいものです。
結局、フランスではちゃんとしたレストラン食は一度も取らず、食材を楽しんできた感じです。


かなり酔っ払ってホテルで撃沈、同室のO塩さんが帰ってきたのも気付きませんでした。