京都弾丸ツアーがんばれ紅葉の巻

やばい、ヤバすぎる!
気温が瞬く間もなく下がってしまったため
紅葉があっという間に訪れてしまった今年、
落葉のお知らせがあちこちから聞こえるようになっております、
頑張ってくれ紅葉!


というわけでいつもの京都弾丸ツアーです、
6時の東京駅発のぞみ1号に飛び乗って
今日は空弁をくらってつかの間の睡眠を貪ります、

京都駅から山陰線で花園駅
先ずは妙心寺

今日は塔頭が三ヶ所特別公開をしています、


しかし、この時期外せないのが常時公開している退蔵院、

瓦のナマズは国宝の瓢鮎図からかな?

お庭が素敵です、

狩野元信さんの作庭だそう、室町時代の画聖か…


特別公開、先ずは大法院、真田信之菩提寺です、

露地庭園を眺めながら『且坐喫茶』お薄がいただけます、

あ〜、しょっぱなからまったりしてしまうわ〜

実はここでのお気に入りは襖絵の『叭叭鳥図』だったりします、
気持ちが開放される感じがいい感じです、


続いて麟祥院、春日局菩提寺です、

春日局にかかわりのある海北友松の息子友雪の
若しころの懇親の襖絵が拝観できました、

特に雄雌対の双龍図は大きさもその姿も迫力満点でした、

でも、女子がかかわっているお庭は…でした、


最後に天球院、こちらも女性のために建立されました、
なのでお庭ははなから期待していません、
それなのに拝観料\1000-ですと〜!
ちょっとブルーになりながら方丈に上がると
それはそれは素人でも分かる桃山のすばらしさ、
狩野山楽、山雪の襖絵が、さらに二人の作者の対比まで拝観できました、
しかも保存状態がすばらしいらしいのですが
こちらでは確かデジタル複製プロジェクトの最中だったはず、
すでにデジタル複製品になっているのかな?
でも、一番すごかったのは説明員のきめ細かな解説、
どんどん引き込まれていってしまい、
危うくバスの時間を忘れるところでしたよ、
でも、襖絵を拝見するための基本を教えていただいた感じです、
またお会いできたらいいな、


円町に移動、
目指すはだるま寺、法輪寺です、

こちらにはだるまさんはもとより、涅槃仏さんや十一面観音さん、
とっても穏やかなお顔の十六羅漢像さんもいらっしゃいます、

お庭は結構紅葉の穴場だそうで、

ちょっと京都にしては不思議な感じのお寺でした、


お昼は紫野に移動してスガマチ食堂、

年内で閉店だそうです、さびしい…

一緒に茶洛さんで蕨餅と思ったら

お店移転したって…悲しい…


船岡東通を上がって大徳寺へ、

高桐院の参道をちら見、

ほとんど散っていました、


先ずは総見院織田信長菩提寺です、

信長公木像が目玉で、
結構華美な塔頭なのであろうと思っていましたが
かなり質実剛健?な感じでした、

華美な装飾など全くなくて
茶室が三席並んでいたり、
茶筅塚があったり、
井戸の外枠が朝鮮石をくりぬいたものだったりと、
茶の湯との係わり合いが深いのかな、
不思議な空間でした、


前田家の菩提寺である興臨院に向かいます、

こちらは建物自体は質素なんだけれど
隠れたところががやたらと凝っている感じ、
方丈はもちろん茶室も天井が入り組んでいて複雑、
屋根は必ず桧皮葺だし…


お庭は紅葉がきれい

日もかなり傾いてきました、
後は紅葉見学に邁進する事に、


先ずは京都府立植物園


いい感じだ〜、


マールブランシュの行列を横目に、
京都で一番の坂道、鷺森神社へ、


やっぱり、ここは最高〜!


日が暮れました、すごく寒くなってきたので
茶店で一服、

最後は永観堂のライトアップへ、

やばい…すごい人手だ!
甘く見ていた〜
チケット買うのに延々とした行列、
それも若者ばかり、
おまえらそんなにお寺好きではないだろう、
時間はどんどん過ぎていく、
帰りの新幹線の時間から制限時間を割り出しておきます、
時間になったら列を離れようと、


何とか制限時間に間に合いました、


結構早足ながら、紅葉を満喫、
やっぱり永観堂の紅葉すごいや、


早足でねじりまんぼ通過、

地下鉄を乗り継いで京都駅へ、
お土産店もレジがすごい混雑、
結構ぎりぎりで新幹線に飛び乗りました、


今回は小回りでしたがそれはそれで面白かったな、
こういうのもありと言うことでまたきます。