B級富士登山道

富士山に登るには昔は沢山のルートがあったらしい、


その中で海岸から頂上を目指すときに今でも利用されるB級登山道があるという、
今回はその中から、田子の浦より旧東海道経由村山登山道を1600mまで上って、須山登山道を使って下山してみました。


村山道は交通量の少ない道をつないで標高550mの村山浅間神社まで上って行きます、手作りの道標や古い道しるべもあっていい感じ、


この区間は自転車を利用します。
今回は、自転車はダートの上りのみ担いで、後は乗車可ということで行きたいと思います。


ちなみに自転車はロードに32Tのスプロケと28mmのシクロクロス用のチューブラー、\680-のプラペダルをつけたものです。

村山浅間神社を過ぎて1kmほど林道を上るといよいよ登山道に入ります。

多くの古道がそうであるように村山道も枯れたV字の沢を上っていく感じ、苔むした岩や倒木を乗り越えて行くのもまた楽しいです。



標高が1000mを越えるとまだ冬景色、
緑色が噴出すのはGW明けぐらいなんでしょう。

沢山の道路が横切っていてそのつど道の入り口が分からなくって道をロストしますが、何度も失敗を繰り返しているとカンが働くようになり、ミスコースもなくなってきます。

標高1600m地点で太郎坊線とぶつかるので、時間の関係で今回はここまで、
後は須山道を下ります。
須山道は道標がきちんと設置されていてミスコースすることはまずなし、


道は古道という雰囲気はなくて、ハイキング道の面持ち、


村山道が岩場が多かったのに対して砂地が多く、踏み跡か細い感じのところが多かったです。

須山登山道のゲートがある忠ちゃん牧場から田子の浦に向かう道はGWのためかけっこうな交通量、今までほとんど車のいないところを走っていたものだからびびってしまいました。


田子の浦には3時前に生還、すぐに東名に飛び乗ったので渋滞前に通りぬけることが出来ました。