始発の内房線で輪行してMTBツーリング、行ってきました、
JR袖ヶ浦駅下車、短いダートをつないで、前回ドツボにはまってしまった迂回ルートを探しますが、どれも杉の倒木がひどくって前進できません、
結局送電線の監視路を利用させてもらって下界へ、
千葉ブルベで使ったルートを逆走しながら久留里の裏山へ、
素掘りのトンネルを二つ抜けて林道長者線に入る手前を水田のあぜ道に入り…
入れません、あぜ道がないです、護岸が壊れています、
「去年の台風でこの辺は水没したんだよ、怒田への道も流れた、橋もないよ」
田んぼの準備をしていた方が教えてくれました、
でも、その田んぼも砂で埋まっていますよ…
ご自宅はかろうじて水害は免れたそう、でも元に戻るかどうかは今年しだいだそう、
なので林道長者線に戻って大福山の尾根道へ、
大型ダンプの走行ルートを係りの方に伺って、
集落からいったん下って林道怒田福野線を上ります、
この林道には二度別ルートの古道で遭難しかけた時に、
まっすぐ上ればこの林道に出るはずと、45°以上ある斜面を必死に上って
日が傾いたころにヨットの思い出この林道にたどり着いた時の安堵感は今でも覚えています、
上り始めて300mで倒木が道をふさいでいます、
法面とかの崩落はないようなので上から流れてきたのが堆積しちゃった感じ、
上るには高さがありすぎるのでいったん沢に降りて、沢沿いを上ってやり過ごしました、
周囲の杉はまだ若いようでそれ以降倒木の被害はありませんが、砂の堆積がひどくって
海岸の砂浜を走っているようでした、
大きな右カーブ、アウト側にある広場の奥から大福山に抜ける古道に入ります、
入ってすぐに通称『つるつる坂』粘土状の岩盤で濡れるとグリップなし、
サドルを下げて靴の金属スパイクを食い込ませますが、もうそんなことやってもどうしようもないくらい荒れちゃっています、
ここは安全に降りて押しました、(滑り落ちました)
20年ぐらい前は普通に全区間足つきなしで走れましたが今は整備の手がないものだから荒れ放題、でもバイクのタイヤ痕が三本ほどあって抜けることができたんだって確信しました(タイヤ痕が偶数本だと戻ってきた可能性あり)
この区間は30%ぐらいしか乗れなかったかもしれません、
川越藩の番所跡で休憩して少し舗装路を走って第二ステージへ、
こちらはひたすら尾根伝いなので路面は乾いています、
ただ痩せ尾根がかなり進行していて30cmぐらいのところもありですかね、
でも産廃場の脇を抜けて舗装林道に出るまで足つきなしで走れました、
舗装林道を下って、小櫃川から房総スカイライン方面に上る林道、古道を4本上りますがすべてアウト、
素掘りのトンネルまではたどり着けませんでした、
一旦トンネルを抜けて房総スカイラインの反対側から古道散策、
すべてアウトでした、
ただトンネルまでたどり着けた道が一つ、軽トラの轍がしっかりと刻まれていて
トンネルの先にある畑はまだ現役のよう、おじいちゃんいつまでもお元気で、
水の張られた水田では帰るが大合唱、廃道に入っちゃうといろんな虫が体につきますし、自転車で走っていても小さな虫が激突してきます、
山はもう春、生命が生まれ始めています、小山遊びはおしまいの時期になりましたね、
日もだいぶ傾いてきました、上総湊駅まで走り輪行しましょう、
輪行準備しているうちに電車が通過、
次の電車まで一時間あるので着替えて駅近のお寿司屋さんへ、
板さんに電車の時間を伝えたらカットに2分、握りに1分って感じで、15貫!
美味しくいただきました!
さらにサービスでアナゴの頭
ひょっとしたらアナゴのお寿司より美味しいかもです、
大満足で電車に乗車、今日は高校生がいませんが、結構混んでいましたね、
君津駅で乗り換えなのでしっかり目を開けていましたが、
乗り換えてからは大爆睡、気が付いたら千葉駅のホームに着くところでした。