四国山中へ

伊予西條駅を午前2時半出発、


R192から林道とつないで石鎚山


石鎚山スカイラインは午前7時オープンでしたがちょっと早着、
朝ご飯を兼ねて15分ほど休憩、


スカイラインを下ってしばらく渓流沿いを下り美山峰の上りへ
かなり気温が高くってボトルの水がどんどん減ってゆきます、


約1100m上って何にもない草原に到着、

狭い林道を下りはじめて4つ目ぐらいのコーナーで前輪のタイヤサイドをカット、

もう思いっきりブルー、
スペアタイヤに交換してエア入れで大汗かいてぐったり、


気を取り直して下り始めると下界に出る直前のコーナーでまたしてもサイドカット!
今度はタイヤブート当てていきます、


四国カルストへのアプローチは木陰の中で比較的涼しい感じ、
でも尾根に出ると木陰ゼロ、

標高は1200〜1400mあるのに全然涼しくありません、
電光掲示の温度は34℃!!!


カルストの下りは2車線の走りやすい道、体を休めることができます、
と思ったら、しっかりミスコース、
予定していたルートに戻ったら地図上はしっかりした太線だったのに
落石いっぱいのぼろルート、
嫌な予感がしているとまたしても前輪サイドカット!!
後輪を前に移して最初にカットしたタイヤを後ろに付け替え
ゆっくり下りだして民家が見えてきて一安心していたら
またしてもコーナーで前輪カット!!!
タイヤブートは二枚持っていましたが今後心配なので
民家で鋏を借りて四枚にしておきました、
四本あったスペアチューブも使い切ってしまったのでパッチを当てておきましょう、
でも、サイドカットしたチューブって結構大きな穴が開いていて使えるかどうか不安です、


下り切ってR439、酷道として有名です、
でも、結構広々したところもあって軽快に走れたりして、


ルートを200mほど離れて仁淀川のローソンへ、
ここまで200km、時刻は15時30分、すでに13時間を費やしています、
補給をたっぷりと取って30分休憩で走り出します、


R192に入ると『西條』への青看板が目に着きます、
このまま帰っちゃいたい気分、なんて思っていると
またしてもスローパンク、今度はトレッドに石片が刺さっていました、


もうなんかたたられている感じ、
この修理の時もアブに囲まれて踏んだり蹴ったり、
日も暮れてきましたし、今度パンクしたらやめちゃおう!
もう心に決めちゃいましたよ


R192の国道最長トンネルの前を右折して林道へもう真っ暗です、
ガードレールもセンターラインもない道なので頼りはヘッドライトのみ、
かなり怖いです、


路肩からはしょっちゅうガサガサ音はするし、変な鳴き声も聞こえるし、小動物の横断が頻繁、
ヘッドライトが路肩を照らすとビー玉のような感じで動物の目が光ります、


結構上ったのかな、てところでダンシングした瞬間、又してもサイドカット、
上りで切れるのって初めてですよ、
真っ暗の中、回りは動物に囲まれているのではと思いながらチューブ交換、ブート挿入、
ハサミ借りてブートを4枚にしておいてよかったです、


ここまでタイヤカットするってちょっと異常な感じがして
これ以上走るなってことと判断、来た道を戻ることにしました、


延々下っていると前輪から違和感、エアが抜けてきてます、
パッチがうまくくっついてないようで30分ぐらいで2気圧ぐらいになってます、
携帯ポンプで何回空気を入れたのでしょうか、
ポンプの耐久試験をしている感じ、事前にパッキンを変えておいてよかったです、


R192に戻ってきました、スマホでホテルを予約して
青看板通り23km先の西條に戻ります、
4km近いトンネルを抜けると長い下り、
昨晩上ったルートにすぐに合流、空気を入れ直して西條駅へ、
コインロッカーはまだ一日たっておらず、追加料金なしでした、


ホテルは\3.000-それなりです、
でも自分にとっては今は天国、
衣装を洗濯してコンビニで晩飯を購入、
酔っ払う前に輪行の準備もして24時前に就寝、


途中で中止となり残念でしたが、やっぱり変な一日でした、
今回はもうやめておけってことなんでしょう、
機材も底をついたことだしこれでいいのだ!