バッサバッサと切り捨てる

平清盛』見ていると親子兄弟関係なく
やたらバッサバッサと切り捨てる、
この国はかつて人の命をかなり軽んじていた気がします、


太古の昔から戦国、江戸時代前期、
斬って斬って切りまくっている、
首なんて空を飛んでいたり、大路にさらされていたり、


でも、今はアルジェリアの人質事件で見るように
人命重視の考えになっている、
いつから変わったのかとっても気になってなんとなく調べてみたら、
どうも17世紀中頃、五代将軍綱吉の頃かららしい、


綱吉といえば生類憐れみの令で悪政をしたように言われていますが
儒教的な考えに基づく『徳を得る』政治をどうも初めて行ったようで
生類憐れみの令もお犬様が強調されていますが
基本弱者救済をうたったもので
道端に倒れている人がいれば助けるようになったのは
実はこの頃かららしいのですよ、
その後起こる地震津波だとか火山の噴火だとかの自然災害の復興の過程で
そのような『徳を得る』行政、民衆のための政治が確立して
天下泰平の世の中になったようなんですね、


それまでは道端で切られて人が死んでいてもほったらかし、
八丁堀みたいなお調べはこれ以降なんですって、


歴史の話って自分が学校で習っていた頃とはかなり変わっていて
特に平成になってからの発見は著しいものがあるみたい
もう少し調べてみるかな。