何が良いのだろう

昔、乗っていた車や自転車、スキーは違うかな
今のものと比べると本当にぐにゃぐにゃだった、
剛性とか強度とか良く言うけれど
そういう尺度ではなくて良くも悪くもぐにゃぐにゃでしたよ、


でも、それはそれで楽しかったのかな???
うまい表現ができないのだけれど
いい意味で湿っていた感じ、っていうのかな、
昔の物がプリンとかゼリーに乗っている感じで
今のはらくがんとかおこしに乗っている感じ
自分でもよくわからなくなってきました(笑)


昔、テレビのコマーシャルでオベ・アンダーソンが使ったKP61に乗れる機会があっって、
当時としてはガチガチに補強されていてサスの遊びもすごく制限されていて
全く異次元の乗り物でしたが、
全てに乾いていて、どこかにお湿りを求めていた、
結局、それがタイヤへの要求になっていくのですが
やっぱりどこかに『遊び』を求めていたのかな?


最近やたらとニュースになるノーブレーキピスト、
リアにブレーキが無いとダメだそうだけれど
ぐにゃぐにゃ時代はあの制動力で車と共存出来たんだよね、
そもそも当時のカンティブレーキなんて
フォークやシートステーを広げちゃうばっかりで全然効かなかったし、
前後輪ドラムブレーキの車なんてそう簡単に止まらなかったもの、


最近やたらと思ってしまう、
今の車は普通にリミッターまで走れてしまうけれど
35年前は100km/hで走るためには車と対話しなければならなかった、
ぐにゃぐにゃ時代はタイヤにも道路にも優しかったのかもしれない、
ひょっとしたら人間にも優しかったのかな???