埼玉600㎞アタック二本松

埼玉の入間から阿武隈山地をめぐる600㎞ブルべに参加しました、

 

朝6時、晴天の入間の豊水橋出発です、

昼間の気温は高いそうなので、自分は最初っから半袖半パン、指切りグローブでスタート、最初の90㎞は交通量の多いところを走りますので早いスタートは助かります、

 

いくつかのパックにつかせてもらって進みますが、PCで自分がもたもたしているせいか皆さん先に出発されてしまいます、

150㎞過ぎからは標高差にして100m足らずのアップダウンが延々に続きます、風向きもどうも向かい風のよう、やたら風が気になるところ自分が弱くなった証拠のような気がします、

今回は完走が第一目標なので、脱水による筋肉の痙攣や、胃腸が動かなくなることは禁忌なので、上りは呼吸が激しくならず汗もかかないように無理せずゆっくりと上ることにしました、

下りもおなかを冷やしたくないので積極的にこいで加速することなく惰性で下っていました、

280㎞、300㎞、320㎞と連続してPCがあるのですが、ここを過ぎると全く他の参加者に合わなくなりました、

どうも340㎞付近の郡山駅近くで宿をとっている参加者が多かったようです、

夜も深まってくると昼間20℃後半だあった電光表示が10℃前半になり、明け方近くには4℃の表示になっていました、

今回はそこそこの防寒装備を持っていたので問題なし、おなかには新聞紙を入れておきました、

4時になるとライトが不要なくらいあたりは明るくなり、走りやすくなります、

日が出てくると一気に気温が上がって、6時には半袖半パンの夏衣装になっていました、

木陰はまだヒヤッとしますが、日向はどんどん気温が上がっていきます、

ボトルは1Lのものを二つ付けていましたが、大体2時間で一本消費する見当です、

最後の100kmはほぼ木陰がないので脱水に注意しないとやばそうです、風は逆風が強く吹いていて20 km/hまで上げるのがかなりしんどいです、

 

あと60 km地点でパンク発生、自転車を降りると全身から汗が滴ってきました、

逆風に結構冷却されていたんだなあと実感した一瞬でした、

使っていたのはチューブレスタイヤ、深く刻んである溝にはまるようにガラス片が入っていました、

ヘアピンでガラス片を取り除いてチューブを入れて空気を入れようとしたところ

空気が3kg/l以上入りません、それでもめげずにポンピングしているとメーターの付け根からエア漏れが発生!

終わった、もうこのメーカー二度と使わない、

後続の参加者もしばらくこなさそうですし(夜中中走っていた参加者の自分は最後尾だと思う)とりあえず自転車屋かガソリンスタンド探そう(ウッズバルブ変換コア持ってます)とスマホで調べると500m先に自転車屋さんがありました、

開店準備中にもかかわらず快く空気入れを貸してくれた店員さんに感謝です、

 

いったん汗が出始めるととまらなくなります、背面ずぶぬれ、前方は向かい風で潮になってます(笑)

20km/h出すのがやっとなので交通量の多いところは積極的に歩道走行、日影がないところばっかりなので全身がじりじり焼かれているのがわかります、

残り20kmは毎回使われている知っている道なのに、進みが遅いので以上に長く感じます、

それでもやっとこさゴール、時刻は13時半、そりゃあ暑いはずです、

今回は無人ゴールでしたが、でも、やっぱりブルべのゴールはうれしいです、

3年ぶりだとひとしおです、

以前より100kmあたり1時間余分にかかっているけれど(笑)