平日なのでシートの1/3ぐらいの乗車率です、
30分ほどで袖ヶ浦駅下車、自転車を組み立てる手が凍えるくらい寒いです、
ゆるゆると平成通り方面へ、立体交差で上を通る小道に侵入、すでにダート走行です、
袖ヶ浦公園を周回してフラワーラインの周りのあぜ道を楽しみます、
木更津JTC付近をうろうろして木更津シニアグラウンド、暁星国際高校に抜けて行きます、
かずさ鎌足から木更津変電所に抜けようとしたら、送電線伝いに知らない道を発見、
ついつい足を踏み入れてしまったら行きついた先は砂置き場の業者の入り口…
これはまずいとその手前の小道を入るとそのまま変電所の通路に入ってしまいました、
なので戻って変電所の脇を下る正規のルートを行くことにしました、
この区間の長さは500mぐらい、下り始めて300mほどで過ぎと竹の倒木で通行止めです、
でもあと200mほどだし、けっこう光も入っているのでそんなに長くはないだろうと
押しと担ぎでクリアーすることにしました、
大きな倒木を3回ほど乗り越えたところで杉の木が重なるように倒れています、
まずい、大変まずいです、今来た道も下りだから逃亡も乗り越えられたのですが
戻るとなるとかなり重労働、残りは100mもなさそうなので強硬突破です、
何度も自転車を置いてルートを確認しますが、杉の倒木によって曲げられている竹が自転車の進行を遮ります、
さらにエクステンションバーやサドル、ペダルにツタが絡まって全然進めません、
杉の倒木と地面との間を進むこともしばしば、
最後はリュックも下ろして体一つでルートを探して、
自転車もホイール外して別々に運んで、二往復して無事林道に脱出しました、
所要時間2時間、200mに費やしました、
全身ドロドロ、体もへとへと、ドツボにはまりました、
なので舗装道路をつないで上総富士ゴルフ場裏のトンネル古道へ向かいます、
ここも舗装された区間の舗装が流れて久しいところ、
去年は走ったときはかなりは知りずらくはなっていましたね、
林道区間に入ると道の中央の洗掘が結構深くなっています、
法面側の高台を進んでいきますと300mぐらいでの法面が崩れていました、
というか山体崩壊って感じですかね、
法面の上に生えていた大木ごと落ちているので乗り越える難易度はかなり高いです、
はなっから自転車はあきらめて隧道散策に切り替えました、
てくてく歩くこと1.5㎞、素敵な隧道が次々現れます、
でもこの道の法面が直されることも倒木を撤去されることもないのでしょうから
これが最後になっちゃうのかな、
反対側から入ってピストンっていうこともありかもしれません、
自転車のところまで戻ってどうするかしばし考えちゃいました、
あそこもどうなっているんだろう、あそこは…
もう使われなくなってしまった道が整備されることはないのでしょうから
一度大きな倒木が道をふさぐと、その道はもうおしまいになってしまう、
小さな気であればバイクで入ってきて、チェーンソーで切って人力で移動できるけれど、
太い木だと重機がないと移動できないだろうし、重機入るには道からやり直しだし、
残念だけれどいたしかたないです、
時間も押してきて気温も下がってきたので、最後は秘境に行ってみましょう、
秘境も残念ながら荒れていましたね、
落石が二か所、倒木によるダムも二か所ありました、
そのためか水の流れが変わってしまったようで、砂の堆積が目立ってしまっていました、
秘境の入り口は水源のための道路があって整備されているのですが
奥の方までは手を入れることはないでしょうね、
時刻も16時、暗くなる前にJRの駅を目指しましょう、
駅で輪行のパッキングをしていると上り電車が到着、次の電車まで一時間あるので
早めの夕飯を取ることに、
ネットで調べたら17時からのお寿司屋さんを発見、
熱燗で温まりながら地魚の握りを堪能、
いくらでも入っちゃいそうなので生海苔入り卵焼きを頼んだら12切れ来ちゃいました、
お腹いっぱいにして18時ちょい前の電車で千葉方面へ、
車内は暖かくって爆睡しちゃいました。