京都弾丸ツアー特別公開は10時からの巻

いつものように東京駅6時発、のぞみ1号で京都を目指します、

8:09京都駅に着いたらダッシュで地下鉄へ、今出川下車、
地上にダッシュしてバスでに飛び乗って出町柳駅
8時半から配られる限定100名の白龍園の入園券を取りに行きます、
何とか時間に到着、10人ほどの列に並ぶことができました、

白龍園の開園時間が10時なので
それまで比叡山鉄道の終点の鞍馬口まで行ってぶらぶらすることにしました、
終点に近づくにつれて大きな杉の倒木がどんどん増えていって
先の台風の被害の劣悪な様子を垣間見ることができました、
叡電が全線開通したのは先週だそう、
関東人には知る由もありません、



鞍馬山も台風の被害で通れる参道はわずかで
まだまだ元に戻るめども立っていない様子、
紅葉の時期には到底間に合わないとのこと、今年の火祭りは中止だそうです、


少し戻って白龍園へ、








一歩足を踏み入れたところで別世界になっていますよ、
隅々まで手が入れられているお庭はコケがすべてを覆い尽くしていて
それが日に当たっていてまぶしいくらい緑色が際立っています、

一回りしたところで手入れをされている方にお話をお聞きすると
コケの説明を始めてくれました、





一見一種類と思っていた苔ですが、よく見ると多くの種類が群生していて森のようになっていました、
ここには50種類の苔が自生しているそうで
それらを一つ一つ説枚していただけました、
今度来るときは苔辞典もってこなくっちゃ、


午前中はもう一つ予定を入れておりましたがもうそんなのどうでももいいって2時間ほどうろうろ、
名残惜しくも叡電で街中へ、
今日はどうしても麺類が食べたいので一乗寺へ、
ぶらぶら歩いていると今日は有名どころが結構空いている雰囲気、
ではお蕎麦屋さんと最も行列が長いラーメン屋さんが隣り合わせの地区へ、
あれ、近づいてきてもいつもの行列が見えませんよ???
ラーメン屋さんも空いちゃっているのかーっと喜んでいたら『臨時休業』の張り紙が、
よってお蕎麦屋さんになりました、


お店に入っておそばを食べている方のおそばの盛りを確認(これが大盛か)して

新そば10割の大もりを注文、
おそばがこるまでそば焼酎で一杯やっていると

えらいのがやってきちゃいました…

さっき見たのが普通盛りなのかー
(あとから入ってきたお客さんたちは皆さんおそば少な目って注文していましたよ)
とりあえず、てんぷらとお酒は後回しにして
このモンブラン様のおそばマウンテンに挑みます、
一口口に入れると、えっ、めちゃくちゃ軽い!
これはいけるぞ!って感じで楽勝で行っちゃいました、
途中からお酒もてんぷらも楽しめましたよ、


満タンのお腹を抱えながら出町柳の駅に戻ってきました、
いつものごとくえらい行列の『出町ふたば』は
前日予約で待ち時間ゼロで購入完了、近所の公園でラップに包みます、


午後は有名どころ、まずは金閣寺


金色の舎利殿が有名ですが今日の目標は出口付近の不動明王様、
目の病封じの仏様なのでよくよくお願いしました、


続いて御室仁和寺、今回は金堂の裏側の五大明王の障壁画の初公開、と経堂
全く修復していない障壁画なのに色彩がきれいに残っている障壁画は拝観しに来てよかったです、





でも、それよりも驚いたのは金堂のきれいなこと、
蔀戸(しとみど)の漆はつやつやでかなりの厚みがあることが分かりますし
飾り金具はピカピカでとてもまぶしい感じです、
つい最近修復したのかな?全然知りませんでした、


最後に大覚寺、66年ぶりの戊戌開封法会(ぼじゅつかいふうほうえ)
よくわからずやってきましたが
1200年前に嵯峨天皇が太平を祈って収められた般若心経が現天皇の命によって開封されるそうで
信仰心の乏しい私なのが拝観するなどおこがましいこと、
でもせっかくの機会ということでお香を両手でもみながら初めて口にするお経を唱えながらのお参りでした、


かなり不思議な感覚、良い体験ができました、

細い糸のような大徳寺固有の菊でいっぱいになっている境内はいつもの厳しい雰囲気とはまた違う趣がありました、

日が暮れてきました、四条に戻って錦市場で買い物、
外国人であふれかえるようになってから近づきづらくなってしまったので
必要なものは大人買い
三条まで戻って女子率100%のパーラーでパフェをいただいて

京都駅の伊勢丹で漬物とチーズと焼肉弁当を買って帰路につきました、

今回もよく遊びました、今度は紅葉の時かな。