SR600Kanto Nord 1日目

今年6月中旬に予定していましたAJ宇都宮のSR600北関東、
605kmで約13000m上るこのルート
白根山の活動で道路が閉鎖された関係で
今日に変更していただき、いよいよ走ることとなりました、
http://www.openrunner.com/index.php?id=1930608

予定どうり午前2時半出発、
高速道路に入ったらアイサイト走行でペダル操作なし鹿沼
IC近くになるとかなりの雨が降ってきました
車をサイクリングセンターの駐車場にデポ、
激しい雨音にギリギリまで待って準備開始です、

午前5時、案内板の前で証明写真撮影、

本部にメール送信して
周囲が明るくなり始めてからのスタートとなりました、
予定外のしょっぱなからの土砂降りでとってもブルー
雨粒が結構冷たく雨具の下にアーム、レッグウォーマー装着です、


HPにのっていた道路工事箇所もドロドロで
ビアンキちゃんもどろどろ、
これからどうなっちゃうんだろうと思った矢先、
道路が突然ドライに、
もうびっくりですよ、線が引かれているがごとく
雨が降っていないのだから


最初の滝河原峠が道路修復工事のため通行止めなので迂回ルート
そのルートの入口の看板がPC、先ずは証拠写真撮影です、
ここからは埼玉のブルベも使っているK14へ
小さなアップダウンの日光市内に抜ける古い道を進みます、


日光駅の周りには朝早いのに結構な人出、
中禅寺湖に向かうバスが頻繁に走っていきます、


先ずはいろは坂
何も考えることなく5〜6%位の坂を黙々と上ります、
2車線の一方通行ですが
交通量はそこそこあって、
やはり連休なのでバスとバイクが多かったな
そこそこの圧迫感を感じながらも中善寺湖畔へ
結構気温が低いです、風も逆風北風ですよ、
電光掲示板のの気温もあっているのかどうか9℃ですって
しばらく湖畔の平らな部分で脱力して
戦場ヶ原の駐車場にほとんどの車が吸い込まれて行って
金精峠の上りはバイクの集団に遭遇するぐらいになりました、


やっと走るラインがそこそこ自由に使えるようになったので
それほど苦しむことなく69km地点、金精峠到着、09:12

標高の標柱で証明写真、
ランチパックの朝食補給して下り開始、
今回は25mm幅のチューブレス、
やはりジャイロ効果なのか30cm位ラインが外に出ます、
徐々に修正してゆくのですが
ビアンキくんも直線性がいいので
気を抜くとラインが外に持って行かれます
結局ブレーキを残したまま体重移動してターンイン開始することと
一気に向きを変えるのではなく丸く回る感じで走ると
そこそこいい結果になるみたいで
とにかく安全第一で下りました、


去年走って結構荒れていたところも綺麗に修復されていて
バイクの集団に絡むこともなく
気持ちよく尾瀬大橋到着、94km地点 09:51

コンビニでお稲荷さん補給、
100kmで水は750ml強使用、
やはりかなり涼しいです、


片品村の駐車場は既に多方満車状態、
坤六峠に向かう県道は尾瀬に向かうワゴンタクシー位
でもこいつが結構えぐい走りをしていて
ブラインドの左コーナーでも容赦なく抜きにかかります
対向車が来ていて手信号で止めることも
自転車慣れしていないっていうか
雪のない時期のこの地区のドライバーには
あまりいい印象は持っていないんですね、私の場合


鳩待峠の分岐を過ぎると貸切状態
ラインが好きに取れるので楽チン、
息が切れることなく11:41坤六峠到着です(116km地点)

ここは見晴らしゼロなので通過写真を取ったらすぐ下り開始


ほぼ貸切状態で下ってきて川沿いに変わると
キャンプ場や宿泊施設があるのか
大型のRVや乗用車が出てきました、
とにかく普通に走っている車の方が少なくって
ドライバーの視線がこっちにありません、
私のラインをつぶしに来る車もいるし
多分見えていないし、
道の上に車を置いておくことで必死って感じです、
ここの対向車はドライバーの表情を見ながらですかね
本当に危なそうな人いますよ、


水上高原まで降りてくると道も広くなって
人出もかなり、
交通量も頻繁って感じ
気温もかなり上がってきていてウォーマー類は外しました、
もうお昼なんですね
水上町の有名どころは皆駐車場満車状態で
既に列が出来ているところもありました、


K270に入るところにある歴史風俗資料館の前で通過証明写真

(153km地点 12:58)
猿ケ京に向かって上ります、
日あたりのいい感じで少し汗ばんできた頃トンネル通過
トンネル内はかなり冷たくってウォーマーなしはちょっと辛い感じ
下りは林檎畑の中爽やかな雰囲気がお気に入りの道です、


下りきってR17、直ぐにコンビニ休憩、お昼ご飯です、
焼きそばとプリンを補給して三国峠
思ったより車が少なくっていつもの道、
逆に大型が少なくって走りやすいかも
カーブの番号を確認しながらゆっくり上ります、


トンネル手前で通過証明写真撮影、

(181km地点、15:12)
トンネル内はやっぱり寒かったです、
でも、ここからの下りはウォーマーなし、
結構アップダウンあるんで冷え切る前に上りが来るんですね、


苦手だったここのトンネル郡、
既に腰がかなり痛かったのもあって
轍が荒れていてガタガタで辛かったのですが
路肩の白線外側5cm位にフラットなラインを発見、
ゴミも溜まっていないので走りやすいし
体にもとっても優しいです、


R17を離れて越後湯沢駅
こちらも人出はかなりで
車道に人が溢れています、
通過証明のためコンビニで缶コーヒー購入、
一気飲みしてすぐに出発、


一旦R17に出てすぐにJR石打駅に入ります、
高校時代スキーしによく降り立った石打駅、
もうあの頃の賑わいなどなく
ひっそりとたたずんでいて時代の流れ感じちゃいました、


石打から津南に向かう一番近道の十二峠が通行止めなので
一つ北側の大沢峠を使います、
こっちの方が斜度が楽だと思って喜んでいましたが
交通量が半端なくって対向車が途切れることないため
ぬいていく車はかなり近くを通過せざる負えません、
こっちも路肩ギリギリのラインしか取れず、
斜度が波打っているところや左コーナーは結構きつかったです
長いトンネルを抜けて下り、
左側に視線を移すと急な山肌に靴べらが立てかけられている
そんな急勾配の道にルートは分岐しています、
ホントこれは完全にいじめでしょう、
本日最初の32T使用、それもダンシングで…
後続車が続いていたので路肩べったり、蛇行不可
ここでほとんどの筋繊維が終わり、
腰痛の神様にも見捨てられた感じです、


峠をこえてひたすら下ってR117、
もう全然こぐ力なくってコンビニ休憩、
本日初の地べた座り込みです、


下りで冷えたのかラーメンで温まり
レッグ、アームウォーマー装着、
気温16℃、日も陰ってきました、


津南駅からR405へ、1.5車線の昔からの道のよう、
交通量もほとんどなくって貸切状態、
真っ暗で何も見えませんがこの雰囲気は大好き
足に力も入らなくなっていることもあって
ゆっくりと上ってゆっくりと下っていると
ライトの照らす隅っこに石碑や地蔵さんが見えることもあって
ついついその都度止まってヘッドライトで確認作業
気分は完全にツーリスト、廃道ハンターの血が騒ぎます、
またここでは小動物の飛び出しも多数、
路肩の草むらにはにはビー玉(動物の目が光っている)たくさん転がってます。


途中道の駅『やすづか』の巨大雪だるま前で通過証明写真撮影

(270km地点 20:27)

広域農道風の道で直江津を目指します、
道が平になったとたんまるで境界線があるがごとく豪雨地帯に浸入
カッパと帽子だけつけて先に向かいます、


あっという間に轍は水たまり、
車が通過するたびに水しぶきが飛んできます、
街中に入るとすぐに直江津港
22:00直江津フェリーターミナル到着、半分の300kmまでやってきました、

直江津は関東南部の自転車乗りには終点なんですね
自転車に乗り始めて仲間が出来て日本横断をということで直江津を目指す、
いつしかそれは達成され、さらに力がついても
誰も直江津で往復することはしないし、
誰もそれをよしとはしなかった、
少なくても私の周りの人はそうなんです、
直江津は終点』なんですよね、


自分おんなじ考えというかDNAにそう刷り込まれてしまっているというか
ここからまた走り出すのはきつかったです、
街中のコンビニで座っちゃうと動けなくなってしまいそうなので
一番町外れのコンビニで夕御飯です、
ここまで来ると雨どころか路面も濡れていません、
本当にピンポイントで雨が降っているんですね、


さて関田峠、
標高は1100mあまりと決して高くないのですが
海抜ゼロmスタートということで渋峠とあまり変わらないのですよ、
さらに冬期閉鎖が6月中旬まであることがあって
天候もかなり不安があるところです、


走り出して10分あまり、眠気が来ちゃいました…
なのですんなりストップ、
扉付きのバス停で自転車ごと避難です、
椅子に座ってまぶたを閉じるとあっけなく眠ってしまったようで
次にまぶたが開いた時には30分時間が経過していました、
日付も眠っているあいだに変わっていたようです。