SR600Nihon Alps2日目

ゆるゆると位山峠へ
道幅は狭くなって1車線、
昔ながらの道ですが斜度は結構あってキツイです、
神社の前で写真をとって汗ばむくらいで峠通過、

高山側の下りはなんとセンターライン付き!
しっかり拡張されていましたよ、
暗いけれど雨も降っていないし、
やっと快適な下りをこなすことができました、


高山市内をこえて乗鞍のアプローチ、
最後のコンビニの手前にある電光掲示板の表示は
スカイライン法面崩落のため通行止め』
やはり…覚悟はしていたのであまり落胆もなく
安房峠旧道を行くことに決定
結構寝むけがあるのでバス停でちょっと横になりました、


目が覚めると2時間ぐらい眠ったのでしょうか、
結構頭すっきりしています、
コンビニで焼きそば補給して出発です、
この時の掲示板は
スカイライン午前3時30分より開門』
のような感じ、
でも、これは毎日この時間に表示されるものでしょうと
旧道を行くことに心変わりはありませんでした、


トンネルに向かう本道から離れて平湯峠に向かうのですが
これが結構辛くってなかなか進まない、
平湯についた時には結構へばっていて
ヨレヨレになりながらあたりを見渡していると
あれ、ゲート開いている…
ゲートのおじさんが駆け寄ってきて
「昨日頑張って片付けたから大丈夫、いい天気になってよかったね」
と、満面の笑顔で迎え入れてくれました、


何か信じられない気持ちでゲートを超えますが
片側通行の信号の前で
に法面にかかっているシートと
落石防止のために建てられた板塀を見上げたとき
思わずこみ上げてきてしまって…
本当に感謝でいっぱいです、


せっかくなんで周りの景色を目に焼き付けながらゆっくり上ります、
太陽が眩しくて顔を上げられなくなってきたので
サングラスに変えて、日焼け止めも塗ってゆるゆる…

07:43畳平到着、


とってもいい天気、
神様、工事のみなさん、ありがとう!!!
今までで一番、いやおそらく将来もこんだけ素敵な乗鞍はないでしょう

30分ぐらいウロウロして
レインウェアを着て下山、
自転車乗りが次々登ってきます、
国民宿舎のところで防寒衣装はすべて脱いで夏仕様に
日焼け止めも追加しておきました、


ここからひたすら下り、
変な車に絡まぬよう、
道の広いところを見つけては車に抜いてもらいます、


R152に入ると対向車線は車がいっぱい、
下る方はかなり交通量が少なくって助かります、
結構リズムよく車を抜かさせることができていい感じ
ここは午前中に降りるのがやっぱり吉でしょう、


国道から離れる所のコンビニで食事、
そしてその交差点から再スタートしますが、完全なミスコース、
東に向かうはずが南に向かってしまいました、
目の前に松本歯科大の表示が出て始めてミスコースに気づく感じ
往復で20kmのミスコース、
サイコンやGPSがないのは下界で苦労します、
かなりがっくり疲れました、


お盆だからでしょうか、車が多い、
どこの信号も2回待ちは普通の感じ、
やりたくはないのですが路肩を使って前に出ます、
近所に霊園があるところは延々大渋滞、
3kmぐらい脇を走らせていただきました、


県道や市道の上りが続き、高速道路脇の強烈なアップダウンをこなし
塩尻峠の上り、


車との速度差があり、かなり近くを通過していくことと、
路肩がかなり荒れていて亀裂や大きな石が吹きだまり障害物になっています、
ここの安全は車任せと走っていると
またしてもプリウスがかなり近くを通り、
それを逃げる形で路肩に寄った瞬間、
コールタールの塊にタイヤヒット
前後輪パンクです、


チューブも当ても2つづつあるのでとっとと修理しようとすると
あれ、タイヤレバーがない!
昨日R19でパンクした時においてきちゃったみたいです、
でも昔の人はタイヤレバーなしでもタイヤ外せちゃったりして
無事チューブ交換、当て挿入完了です、
このパンクでチューブレスへの思いはすべて消えちゃいましたね、


峠を下って岡谷は祭りのよう、
少し迂回してPCの公園へ、

諏訪の下社もすごい人出で近づけないので
少し遠回りして裏手へ
こういう時にGPSがないのはやっぱり不安、
とにかく人に聞きまくるしかない


ここから蓼の海へは4kmの10%超の直登、
昔からよく使われていた道、
なんかとっても懐かしい、


蓼の海から霧ヶ峰はそんな急じゃないのだけれど
もう32T入れっぱなし、6kkm/h走行、


ビーナスラインはすごい車、
上りはただただ車任せで走ります、
下りは基本対抗のこない右コーナー出口で車を抜かさけます、
見とうしがいいのでコーナー出口で手信号、直線に入ったらブレーキかけて減速して車を前に出させます、
これが一番確実で車もイライラさせない方法だと思っているのだけれど、どうかな


白樺湖のローソンは渋滞になっちゃうほどのすごい人混
なのでスルー、
コンビニ先の激坂を上がっちゃえば大河原までは緩く上っていきます


上りはゆるいのですが全然走れず6km/hのまま
息が切れることもなく大河原到着18:04

日が暮れる前につきました、
ここからもすごく素敵な眺望を拝むことができました、


ここからの下りはあまりブレーキを使わずに走れるのですが
今回はタイヤの状態が悪いので安全運転で行きました、


R141に出て最後のPCの写真をとったら気が抜けちゃったのか
体全身が筋肉痛に…


近くのコンビニで座り込んだらなかなか立ち上がることができませんでした、


最後の区間R141も車任せ、路肩もせまくって厳しい道、
疲れのせいかアップダウンの感覚がなくってちょっと大変、
とにかくペダルさえ漕いでいればやがてゴールできると言い聞かせて
前に進みます、


登坂車線が現れて標高が1100mを超えると周りは深い霧に包まれました
上りが終わっても状態は変わらなく、視界は前方20mぐらい
車もかなりゆっくり走っています、


清里から国道を離れても同様で
キューシートのポイントと思われるところは立ち止まって確認します


突然目の前が開けたとき、自転車は中央線の跨線橋の上
ゴールまで200mのところでした、


22:48、JR小淵沢駅ゴール、43時間48分の旅でした、