京都弾丸ツアー桜散るの巻

今年は桜が早散り始めているのに、
輪をかけるように弾丸低気圧到来、
電車が動くか心配で、
PCのJR東海、東日本のページを開きっぱなしにして就寝しました、


朝、外は雨は上がっていましたが風は強い模様、
JRの運休情報は特になしということでツアー決行とあいなりました。


いつもの?6時発の新幹線、今日の朝ごはんはうにめしです。

京都駅からJR奈良線東福寺駅、京阪で出町柳駅へ、
先ずはふたばで補給食用の豆餅購入、
すぐ裏の本満寺に向かいますが枝垂れは葉桜でした、
そのまま流れで阿弥陀寺へ、
ここは織田信長さんのお墓があるところ、
恥ずかしながら、ずっと信長さんのお墓は大徳寺だと思っていたので
はじめてのお参りです、


信長さんのお墓はこじんまり、ひっそりとしていました、


すぐそばには側近の蘭丸さんたちのお墓もありました、

信長さんと親交があった住職さんは
本能寺の変の際に真っ先に駆けつけ
信長さんやその側近の者たちの亡骸を手厚く葬ったそうです、
秀吉さんが大徳寺で信長の法要を行うにあたって
信長さんの遺骨を渡すように迫ったそうですが
住職さんはガンと断ったそうで、
秀吉さんは信長さんの木像を二体作って
そのうちの一体を火葬にして送ったとのこと、
その頃の阿弥陀寺は町の中心にあって広大な敷地を持つ大きなお寺だったそうですが
秀吉さんにより大方の領地を取り上げられ現在の場所に移されたそうです。


お参りのさなかに雨がひどくなってきました、
移動するのもかなり大変になってしまったので、
一般公開をやっている御所へ、


これが失敗、とにかく人が多くってさらに傘が開いていて
何がないやら…
やっぱり、ちゃんと予約申し込んでガイド付きで見たほうがいいですね。


御苑内の桜は半分ほどが見頃で残っていてくれました。


11時に予約していた重盛三玲美術館、

今回で4度目かな、
毎回新しい発見があって、
また、親族の方々にお話をうかがえるのも嬉しいところ、
今回は先日いった高野山のお話しと、
月末に600kmで行く吉備高原付近の見所を教えていただきました、


天気はどんどん悪化してきています、
もう、観光の気分も薄れてきましたので
お昼はゆっくりシェ・キクスイさんでいただきました、

ここのサラダはほんと美味しい、
野菜の水分がとてつもなく爽やかなんです、
メインはハンバーグ!
今日はデザート付きです。


一般公開の混雑を避けるように御所を突っ切って
相国寺へ、目指すは塔頭光明寺
こちらのお庭は結構お気に入り(作者知らず)

洲浜が『心』の字になっているんですね、


室町の北側には表千家の不審庵、裏千家今日庵を囲むように
日蓮宗のお寺があって、結構桜が綺麗なのですが


先ずは妙顕寺

残り、わずかになっていました。


続いて本法寺、桜は終了〜
本日は長谷川等伯筆の「佛涅槃図」、本物が展示しているとのこと、
見学してみますが、レプリカでもすごかったので
違いがわかりませんでした、でもでかいし登場人物も多彩で面白いです、
お庭は『三つ巴の庭』というそうですが、

やっぱりお庭はお手入れが大事だと思いましたよ、


さらに続いて妙蓮寺、
ずっと屋根の葺き替え工事をしていましたが
きれいに完成されていました、
こちらも桜は終了でした、


今日はとってもよくしゃべるガイドさん付きで
楽しく見学できました、

お庭は一六羅漢のお庭、

奥の刈込の皐月のシーズンはまた格別だそうです、


桜が不発なので遅めに咲いているならあそこと
路地をウロウロしながら雨宝院に、

見事満開でした〜


ここまで来たならということで
信長さんが神様になっている建勲神社

さらに秀吉さんが信長さんの葬式をやった時の木造のある
大徳寺塔頭総見院へ…お休みでした…
なので黄梅院にお参り、

2年ぐらい前にお参りしたつもりでしたが
なんとリニューアルされていていい感じ、
お庭もかなり作りこまれていました(撮影禁止だけれど)


今宮神社によって重軽石で健康のお願いをして

かざりやで一服、

ちょっと遠回りをしてタルト屋さんで買い食いをして

鴨川の半木の道はまだまだ見頃でしたよ、

四条に戻っていつものガレット屋さんでフランスに思いを馳せて、

三条に向かって木屋町通りあたりを幕末に思いを馳せて

長州藩跡地に建てられた広誠院へ

街中にある不思議な空間は贅沢なものでした。


新幹線の時間がやってきました、
ずっと雨に打たれていてかなり疲れたかな、
ビールをあおったらすぐに眠りにつき、
目が覚めたら新横浜駅
あっという間の一日でした、


しかし、新幹線止まらなくって良かったですよ、
東北新幹線東海道線は大変だったみたいです。