ブルベって…

7月中旬に行われる宇都宮200kmブルベ三連戦、
とっても挑戦的なイベントですが、
ブルベとして開催するべきものなのでしょうか???


ブルベって『認定』でしょ、
200kmの認定を連続して取ることって何の意味があるの?
これって走行会でいいのではないのかな?


そんな基本的な疑問とともにさらに困惑を深くしたのが
二日目のゴール位置と宿泊地との関係、
ゴールは渋峠、宿泊地は当然渋峠ロッジだと思いますよ、
でも、実際は草津温泉、ゴール後25kmぐらい下ることになります。
ゴールクローズが19:30、すでに暗くなっています、
一番体力的にも、技術的にも、機材の面からもまいっている人たちが
夜間の渋峠、白根を下ることになります。
晴れていればいいですよ、二日前が満月だし、
でも夏場のあそこは夕方から深い霧に襲われることも多くって
そうなれば車でも視界は数メートル、
日没とともに気温が0℃に近くなることもたびたび、
もし雨が降ってしまったらと思うと、
前日からの走行でブレーキシューだって…
かつて有料道路時代は17:00以降一般車両通行止めの道だったんだよね。


何でこんなところを夜間下るのか、やっぱり理解できないし
何でブルベで行うのかもわからない、


私はどんなコースでも可能な限り安全で迷惑のかからないブルベであってほしい、
いたずらに参加者に自己責任といって
むだなリスクを背負わせさせるようなコース設定は避けてほしい、
暗くなった渋-白根を下ることがどういうことか、
一般人に戻って考えてほしい、
100人以上のサイクリストが暗くなった渋峠に居ることを地元が知ったら
トロールが出動する可能性は高いと思わないのかな?


好きで勝手にやるのならいいのだけれどね、


と言いつつ、このコースがブルベとして認められているのだから
私の思いの方がブルベの中では少数なのでしょうね、
やっぱり、浅くしかかかわれない世界だなぁ…